SJ-MR250は、同社初のNet MD対応ポータブルMDレコーダ。同梱の「マルチクレードル」とPCを接続することで、PC内のOpenMG形式のファイル(ATRAC3)を高速転送できる。転送には、パッケージに付属する株式会社ジャストシステムの「BeatJam」を使用。BeatJamの対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP。
マルチクレードルには、タイトル入力用の文字入力10キーを装備。また、新開発の小型セパレートスピーカーを同梱するのも特徴で、マルチクレードルと接続して使用する。スピーカーユニットは3cm径のフルレンジ。チタンコーン・ネオジウムマグネットを採用しており、高音質を実現したとしている。 MDレコーダの本体サイズは78.2×17.9×71.6mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約97g(本体のみ)となっている。専用のニッケル水素充電池を装着すると約124gになる。連続再生時間は、標準約25時間、LP2約33時間、LP4約40時間。また、電源には外付け単3電池ケースも併用でき、その場合の連続再生時間は、標準約70時間、LP2約90時間、LP4約110時間になる。 本体、液晶リモコンともに漢字・ひらがな表示に対応。リモコンには「やさしいデザインでより使いやすい」という「新ワンフィンガー液晶リモコン」を採用している。 音質面では、高音質音声圧縮技術「H.D.E.S」や24bit ATRAC DSPを採用。ただし、H.D.E.Sは標準モードのみ働く。また、標準モード40秒、LP2モード80秒、LP4モード160秒の耐振メモリを搭載している。低音を増強する「S-XBS回路」、音漏れをカットする「電車ポジション」も使用可能。 録音機能は、CDの1曲目だけを続けて録音するときに便利だという「連続ねらい録り機能」を装備。録音レベル調整やシンクロ録音、自動トラックマークも可能で、48/44.1/32kHzのサンプリングレートコンバータも搭載している。入力端子は、光/アナログ兼用端子とステレオマイク端子を装備する。出力はヘッドフォンのみ。
□松下電器のホームページ (2002年6月14日) [orimoto@impress.co.jp] |
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