また、既存の「Matrox RT2500」を使用した業務用途向けの編集システム「DVCreator」シリーズも発表。「DVCreator-LC」、「DVCreator-STD」、「DVCreator-DVD」の3タイプを用意し、7月上旬に発売される。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、LCが328,000円前後、STDが488,000円前後、DVDが758,000円前後の見込み。
■ RT.X100 「Matrox RT2500」の上位機種という位置付けで、HISCOおよびHISCO代理店を通じて販売される。RT2500との大きな違いは、CPUパワーを利用するスケーラブルテクノロジ「Power of Xアーキテクチャ」を採用したこと。 クロマ/ルマキーヤー、カラーコレクション、3Dエフェクトなどもリアルタイム処理が可能。DVの入出力やMPEG-2エンコードにも対応する。また、リアルタイムエフェクトは、最大16のキーフレームを指定できる。 720×480ドット、29.97fpsのNTSCと、720×576ドット、25fpsのPAL/SECAMの両方に対応。また、アスペクト比も4:3と16:9をサポートしている。 DVに加え、DVCAMの書き出しも可能。入出力は、IEEE 1394、S映像、コンポジット。デジタルオーディオは48kHz/16bitでサンプリングする。なお、製品にはPremiereのフルバージョンをバンドルする。
■ DVCreator
RT2500を中核にした編集システム。ベーシックモデルの-LCのみ、Athlon XP1600+、メモリ256MB、40GB+60GB HDDという構成で、-STDと-DVDは、Athlon XP 2000+、メモリ512MB、40GB+80GB HDDとなる。 また、DVD-ROMドライブを搭載する-STDに対し、-DVDではDVD-R/RWドライブを採用。さらに、-DVDには三菱電機株式会社製のMPEG-2エンコーダカード「EN-20」も装備する。 そのほかの構成はほぼ同じで、GeForce AGP 32MB、100BASE-TX、USB 1.1、RT2500ブレイクアウトボックス、プリンタなどを標準装備している。 バンドルソフトは、「Premiere 6.0 日本語版」、「TitleExpress for RT」、「ACID Music」、「SpiceRack Lite」、「LSX MPEG LE for Adobe」などが全モデルに付属。 DVDオーサリングソフトは、-LCおよび-STDに「DVD it! LE」が、-DVDに「DVD it! SE」がバンドルされる。また、-STDには「B's Recorder Gold」が、-DVDには「インスタントCD+DVD」と、「Drag'n Drop CD Plus DVD Edition」が付属する。
(2002年6月26日) [orimoto@impress.co.jp] |
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