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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、Ethernetを搭載したDVD/HDDハイブリッドレコーダ「RD-XS40」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後の見込み。 RD-XS40は、10月17日発表の「RD-XS30」にEthernet端子(10Base-T/100Base-TX)を搭載し、内蔵HDDを120GBとした上位モデル。それ以外の入出力端子や、外形寸法、重量も同じとなっている。また、地上波とBSアナログチューナを内蔵し、3次元Y/C分離回路や簡易TBC回路を装備するが、XS30と同じくGRTやD1入力端子は搭載していない。 同社では、HDDとDVDのハイブリッドビデオレコーダで、Ethernet端子を搭載したのは、世界初としている。120GB HDDにより、最大約156時間録画(連続録画時間9時間)が可能。また、同社が「ネットdeナビ」と総称する、一連のEthernetを介した機能を装備している。 Ethernet端子は、インターネットへのネットワーク接続や、パソコンとのダイレクト接続などに対応。パソコン上からiEPGを利用して録画予約したり、外出先のパソコンや携帯電話から電子メールによる録画予約ができる。メール予約では、日時指定に加え、Gコードでも指定可能。 さらに、パソコン上で、サムネイル付きでタイトルを一覧したり、パソコンのキーボードで直接、タイトルやチャプター名の変更や、ジャンルの設定ができる。加えて、本体では変更できない「番組説明」欄の書き換えにも対応している。 その他にも、3,000件までのライブラリを本体で管理できる「ライブラリ - タイトル情報」の内容を、パソコン上に表示し並べ替えが可能。CSV形式のファイル出力もサポートする。
DVD-Rを作成時にも、メニュー画面の背景にパソコンに保存したデジタルカメラなどの画像を、背景画像を取り込むことが可能となった。さらに、ハイライト色の設定や、ディスク名、タイトル名などの文字色も画像ごとに設定できる。
同社では、製品発売に併せユーザー向けの会員制専用Webサービス(パソコン&携帯版)を開始。インターネット上でのテレビ番組情報の提供をはじめ、ユーザーの好みに応じた番組検索機能や、録画予約機能などのサービスを提供する。また、オリジナル番組表の作成や、お気に入りのタレントやアーチストなどが出演する番組を録画予約できる、ユーザーカスタマイズ機能を順次提供する予定としている。 なお、ネットdeナビ機能は、本体が動作状態の時のみ使用が可能(電源オフ状態からのメール予約確認機能は除く)。また、「録画予約機能」や「終了後電源切る」を設定した場合を除いて、ネットdeナビ機能で、本機側電源を入/切する事はできない。タイトル名などの文字入力、ライブラリの管理、DVD-Rユーザーメニュー、ネットリモコンは、Windows 98 SE/Me/2000/XPに対応する。 RD-XS40は、操作関連のみの機能(ネットdeナビ機能)にしか対応しておらず、パソコン上でRD-XS40に録画した番組を再生したり、画像や音声データの取り込み、編集、書き出し、ファイル転送は不可能。
Ethernetを介した機能以外は、RD-XS30とほぼ同じ。RD-X2から、内蔵回路の変更により削除時間や機能選択時などの操作を高速化。録画設定の「録るナビ」では、録画予約ごとに最大で全角32文字までの予約名を付与できる機能や、ジャンル設定機能を搭載。音楽クリップ番組用に無音部で自動的チャプター分割する機能や、DVD-R互換モードで録画する「DVD-R互換モード設定」なども装備する。録画予約は2カ月先/32プログラムとなっている。 再生設定の「見るナビ」では、任意のシーンにサムネイルを設定する「タイトルサムネイル」設定や、「ジャンル別表示設定」なども備え、編集設定モードの「編集ナビ」では、プレイリスト編集や、2つのタイトルを1つに結合する機能も搭載する。また、DVD-R作成ウィザードで簡単にDVD-Rに保存でき、メニュー作成支援機能や、規格外データや異なる画面サイズを事前に検出し、DVD-R作成の失敗を防ぐ機能なども搭載している。
【主な仕様】
□東芝のホームページ (2002年10月22日) [furukawa@impress.co.jp]
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