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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ケンウッドは、平成15年3月期中間期(平成14年4月1日~9月30日)の業績予測を上方修正すると発表した。平成8年9月以来、11半期6年ぶりの上方修正で、平成11年9月以来、3期ぶりの純利益計上となった 連結ベースの売上高は、当初予測の1,200億円から20億円減(1.7%減)の1,180億円となったが、経常利益は当初予測比11億円増(122%増)の20億円に、純利益は8億円増の8億円となった。 上方修正の理由については、「国内の携帯電話や、家電、カーエレクトロニクス製品の売上減などがあったが、海外向けの家電、カーエレクトロニクス製品、無線機器などが堅調でほぼ見込みどおりの売上を達成。また、グループ全体でコストダウンなどの施策に取り組んだ結果、経常利益は予想を上回る20億円となった」としている。 単体では、売上高が当初予測比31億円減(3.5%減)の850億円、経常利益が9億円増の-4億円、純利益が700億円増の-10億円となった。 同社では、7月11日に再建計画アクションプランを公表し、リストラや生産拠点の集約を実施、9月27日にその実質的完了を発表している。グループを挙げての経費削減やコストダウンへの取り組みなどにより、3期ぶりに黒字となり、赤字体質から脱却。再生へ踏み出すことができたとしている。 また、メキシコ生産子会社の土地/建物売却や中国恵州工場の設備の売却などをアクションプランどおりに実行しているとし、香港Kenwood Logisticsを清算することもあわせて発表している。 □ケンウッドのホームページ (2002年10月25日) [usuda@impress.co.jp]
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