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ビクターエンタテインメント、11月13日よりCCCDを発売 --ENC K2を採用し高音質化。全タイトルCCCD導入へ
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ロゴマーク |
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11月13日より順次発売
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ビクターエンタテインメント株式会社は、コピーコントロールCD 6タイトルを11月13日より順次発売する。また、今後発売するタイトルについても順次CCCDを導入していくという。
コピーコントロールCDの方式は、東芝EMIやAVEXなどと同様で、Midbar Techの「Cactus Data Shield 200(CDS200)」。音質が劣化する可能性のあるCCCDだが、同社の発売タイトルでは、同日発表の「エンコードK2(ENC K2)」技術を採用しており、専用ロゴを商品に表示することで高音質をアピールしていく。
現在発売が予定されているのは以下の6タイトル。
発売日 |
アイテム |
アーティスト |
タイトル |
11月13日 |
アルバム |
THE BACK HORN |
心臓オーケストラ |
11月20日 |
12cmシングル |
餓鬼レンジャー |
MONKEY 4 |
11月20日 |
12cmシングル |
MACKA-CHIN |
ORIENTAL MACKA |
11月21日 |
12cmシングル |
Little Viking |
フジテレビアニメーション「キディ・グレイド」 エンディングテーマ『FUTURE』 |
11月21日 |
ミニアルバム |
3B LAB.☆ |
3B LAB.☆ |
11月21日 |
アルバム |
伊東たけし |
アランフェス~T.K.アダージョ |
同社では、「音楽ソフト業界は3年連続の売上ダウンという厳しい状況にある。景気の低迷や、若年層を中心としたコミュニケーション手段への出費増などにより、音楽への出費が減少傾向となっているためと考えられるが、一方で、その背景には“過度の複製行為”が存在している」と現状を分析している。
また、CD-Rコピーやネットワークを通じた音楽ファイルの交換行為などにより、違法なファイルを入手できるという状況に、「CDの売上によって得られる経済的収益を新たな音楽の創造に再投資してゆくという“音楽創造のサイクル”が崩壊しかねないという強い危機感を抱いている」とし、「文化創造という社会責任の一端を担う立場からも、音楽創造のサイクルを阻害する行為を抑制し、権利者の権利を保護する必要がある」とCCCD採用に踏み切った理由を説明している。
□ビクターエンタテインメントのホームページ
http://www.jvcmusic.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvcmusic.co.jp/company/press/2002/1029.html
□コピーコントロールCD解説ページ
http://www.jvcmusic.co.jp/cccd/
□Midbar Techのホームページ(英文)
http://www.midbartech.com/
□Cactus Data Shieldの製品情報(英文)
http://www.midbartech.com/cactus.html
□関連記事
コピーコントロールCD関連リンク集
http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/cccdlink.htm
【10月29日】ビクター、DVDオーディオやCDの音質向上技術「ENC K2」
--全てのカッティング工程で音質向上プロセスを確立
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021029/victor1.htm
【2001年10月25日】ビクターエンタテインメント、初のDVD-K2使用タイトル
―村冶佳織のスペインロケDVDを11月21日に発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011025/victor.htm
【2001年7月5日】ビクター、DVD制作プロセス用の新技術「DVD-K2」発表
―ジッタ、リップルなどを低減、ソフトは今秋発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010705/victor.htm
【4月16日】東芝EMIもリッピングできない音楽Discを5月29日に発売
―「THE JAPAN GOLD DISC AWARD」にCDSを採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020416/temi.htm
(2002年10月29日)
[usuda@impress.co.jp]
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