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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ケンウッド、パイオニア株式会社、シャープ株式会社、ソニー株式会社の4社は23日、インターネットを利用し、家庭内のオーディオ機器に音楽を配信するサービスの事業化を検討する新会社「エニーミュージック企画株式会社」を設立すると発表した。サービス名は「any music(エニーミュージック)」で、2003年秋のサービス開始を目指すという。 any musicは、インターネットにブロードバンド接続したホームオーディオ機器に、直接音楽を配信したり、関連サービスを提供するための総合ネットワークサービス/共通プラットホームと位置づけられている。著作権管理技術には、ソニーが開発した「OpenMG X」を採用する。 OpenMG Xは、ソニー独自のDRM(Digital Rights Management)技術。再生期間や回数などの著作権管理情報を付与して暗号化するモジュール、著作権管理情報をユーザーへ配信するサーバーモジュール、対応アプリケーションを開発するためのクライアントモジュールから構成される。先日発売されたSMEのコピーコントロールCD「レーベルゲートCD」に採用されたPC用音楽プレーヤー「MAGIQLIP」が、OpenMG X対応アプリケーションとして実用化されている。 新会社は、4社の折半出資により2月1日に設立され、資本金は1億円。代表取締役社長には、現ソニー株式会社 ネットワークアプリケーション&コンテンツサービスセクター Any Music事業準備室 統括部長の野口不二夫氏が就任する。 新会社では、ラジオ局やコンテンツホルダーの各レーベル、関連業界と連携しながら新しいミュージックライフスタイルの提供を目指すとしており、事業化の検討など環境整備に努める。 今回の企画会社での検討の後、事業会社を設立し、今秋のサービス開始を目指す。4社が賛同メーカーらともに対応機器の仕様をまとめ、サービス開始と同時期に製品を市場投入するとしており、将来的にはカーオーディオなどへの対応も検討していくという。 また、上記4社のほかに、オーディオ機器メーカー4社、半導体メーカー4社が賛同企業として挙げられている。 【賛同企業】
□ソニーのホームページ (2003年1月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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