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デノン、上位モデルの機能を継承したミドルクラスのAVアンプ
-DTS 96/24対応。ステレオアンプ機能を強化


2月下旬発売

標準価格:100,000円

連絡先:宣伝部
     Tel.03-3837-8915


 株式会社デノンは、AVアンプ「AVC-2870-N」を2月下旬より発売する。価格は100,000円。学習機能を搭載したリモコンが付属する。

 2002年11月に発売した上位モデル「AVC-3570」の技術を導入したAVアンプ。32bit DSPの「Hammer Head SHARC」を搭載し、全チャンネル同一パワー/レスポンスのディスクリート構成パワーアンプを搭載する。定格出力は135W×7ch(6Ω)。デジタルインターフェイスレシーバには、ハイエンドモデルの「AVC-A1SR」などと同等のデバイスを採用。信号処理に余裕を持たせ、高音質な再生を可能にしたという。

 対応サラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタル EX、DTS、DTS-ESのほか、DTS 96/24、MPEG-2 AAC、ドルビープロロジック II、DTS NEO:6。また、アナログ/PCM 2ch、ビットストリーム2ch(ドルビーデジタル/DTS/AAC)、ビットストリームマルチチャンネルの3種類の入力信号に対して、サラウンドモードを自動的に記憶する「オートサラウンド機能」を搭載。入力信号の種類が変わった場合でも、それぞれに最適なサラウンドモードを自動設定する。

 2chアンプとしての音質向上機能も図っており、ステレオ音楽再生時にトーンコントロール回路を経由しない「ダイレクトモード」や、再生に不要な電源をすべて切る「ピュアダイレクトモード」などを搭載する。サブウーファのクロスオーバー周波数切り替え(40/60/80/100/120Hz)機能も装備する。

 D4端子を入力2系統、出力1系統装備。信号切り替えには高性能リレーを採用し、100MHzまでの高周波数帯域に対応するという。S映像入力7系統、S映像出力3系統などを装備。また、8chプリアウト、シリアルコントロール端子、8ch入力なども備えている。

 消費電力は235W(スタンバイ時1W未満)、外形寸法は434×416×171mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13kg。

【主な仕様】

  • 映像入力:D端子×2、S映像×7、コンポジット×7
  • 音声入力:光デジタル×4、同軸デジタル×2、アナログ×10、PHONO×1
  • 映像出力:D端子×1、S映像×3、コンポジット×3
  • 定格出力(6Ω):135W×7ch
  • 実用最大出力(6Ω):150W×7ch
  • SN比:102dB(ダイレクトモード時)
  • 周波数特性:10Hz~100kHz(ダイレクトモード時)
  • 消費電力:235W
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):434×416×171mm
  • 質量:13kg

    □デノンのホームページ
    http://denon.jp/
    □ニュースリリース
    http://denon.jp/company/release/avc2870.html
    □関連記事
    【2002年10月18日】デノン、「New D.D.S.C」回路を搭載したミドルクラスのAVアンプ
    http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021018/denon3.htm
    【2002年2月18日】デノン、Denon Link搭載のフラッグシップAVアンプ「AVC-A1SR」
    ―THX Ultra 2、DTS 96/24に対応、マルチch PCMの入力も可能
    http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020218/denon.htm

    (2003年2月10日)

    [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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