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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オンキヨー株式会社は、リアルウッド突き板仕上げのホームシアター用スピーカー「D-407シリーズ」を6月18日に発売する。価格は、フロント向けの「D-407F」が3万円、センターチャンネル向けの「D-407C」が25,000円、リア/リアセンター向けの「D-407M」が15,000円、サブウーファの「SL-407」が35,000円(各1台)。 また、下位シリーズの「D-207シリーズ」も5月20日に発売。価格は、フロント向け「D-207F」が2万円、センター向け「D-207C」が15,000円、リア/リアセンター向け「D-207M」が9,000円、サブウーファ「SL-207」が25,000円(各1台)。
■ D-407シリーズ 直径13cmの「A-OMF」ウーファと、リアルウッド突き板仕上げのオールMDF(ミディアム・デンシティ・ファイバーボード)キャビネットを採用したバスレフ型スピーカーシステム。インピーダンスは6Ωで、バナナプラグ対応のねじ式金メッキ真鍮削り出しのスピーカーターミナルを備えている。 新開発のA-OMFは、剛性が高く振動減衰が早い「PEN(ポリエチレンナフタレート)」繊維による織布を使用し、従来の「OMF(ONKYO Micro Fiber)」と同様の織布と絶妙なバランスで一体成形したという振動板。優れた即応性や滑らかな周波数特性が得られたとし、「緻密さと力強さを併せ持つサウンドを再現する」としている。また、樹脂の素材を変更し、使用量を従来比で60%削減。濁り感を低減し、クリアな再現力を向上させたという。 また、矩形状のバスレフダクト「スリットダクト」による新技術「Air Drive Technology」を採用。ダクトからの放射ノイズを低減させ、ダクト内部での定在波による音のカラーレーションや、低音のもたつきなどを改善した。ダクトの素材には木材を使用。「タイトで重心のしっかりした低域再生に貢献する」としている。
サブウーファのSL-407Dは、実用最大出力90W(4Ω)のアンプを内蔵したアクティブタイプ。D-407F/C/Mと同じくスリットダクトを採用し、20cm径ウーファを下向きに設置している。 クロスオーバー周波数は50~200Hz。ローパスフィルターを設定できるアンプとの組み合わせを考え、カットオフフィルターのON/OFFスイッチ(FILTER/DIRECT)を設けている。定格周波数範囲は25Hz~200Hz(FILTER時)、25Hz~1kHz(DIRECT時)。外形寸法および重量は、243×442×496mm(幅×奥行き×高さ)、15.5kg。RCAピンの入力と出力や、ワンタッチ式スピーカー入出力を備えている。
■ D-207シリーズ
ユニット構成は同じだが、ウーファが13cmから10cmに小型化され、それにともないキャビネットも小さくなっている。Air Drive Technologyや金メッキターミナルもD-407と同じく採用。
サブウーファのSL-207は、実用最大出力75Wのアクティブタイプ。カットオフフィルターのON/OFFや、20cmコーンウーファなどの特徴をSL-407から継承している。クロスオーバー周波数は50~200Hz。外形寸法および重量は、236×441×441mm(同)、12.5kg。RCAピン入出力、ワンタッチ式スピーカー入出力を備えている。
□オンキヨーのホームページ (2003年4月11日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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