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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、音場補正システム「MCACC SETUP」に対応した6ch AVアンプ「VSX-D912-N」を5月上旬に発売する。価格は75,000円。 VSX-D912は、実用最大出力100W×6ch(6Ω)のAVアンプ。上位モデルの「VSA-AX10i」、「同D2011」、「同D1011」と同じく、音場補正機構の「MCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System) SETUP」を搭載するのが特徴。AM/FMチューナも内蔵している。 「MCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System) SETUP」は、マルチチャンネルスピーカーの特性を揃えるための補正機構。オリジナルテストトーンによる聴感マニュアル補正に加え、付属マイクを利用した自動補正が行なえる。各スピーカーの音圧レベルや距離などを正確に補正でき、「録音スタジオに迫るリアルな音場を再現できる」としている。
それ以外の機能や、出力、対応フォーマットなどはD912と同等で、ボディーカラーはシルバーとなっている。 デコード可能なサラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジック、ドルビープロロジック II、DTS、DTS-ES(ディスクリート/マトリクス)、DTS Neo:6、DTS 96/24、MPEG-AAC。 「デュアルサラウンドバック機能」により、2本のスピーカーをリアセンター(サラウンドバック)に用いる7.1ch再生にも対応。ストレートデコードのほか、オリジナル音場プログラムの「Advanced Surroundモード」も用意し、ドルビープロロジックをドルビーデジタル並みの臨場感にするという「Expanded Theater」も利用できる。 米Motorola製の48bit DSP(150MIPS)を搭載し、DAコンバータは全6チャンネルとも24bit/96kHz。さらに、デジタル回路を最短化した「デジタルコアエンジン」により、微小信号の再生時における立体感の向上に成功したとしている。 アンプは全チャンネルが同一設計。パワーアンプ部には、独自のハイブリッドパワーアンプモジュールPHA(Pioneer Hybrid Amplification)を採用している。また、大電流回路と小信号回路の分離や、信号ラインの最短化に配慮した「ダイレクトコンストラクション」構造を導入。ノイズの混入や回路間の信号の干渉を極小化するという。
音声入力は、同軸デジタル2系統、光デジタル3系統(D812は2系統)、アナログ2chが3系統。映像入力端子は、720p対応のコンポーネント2系統、S映像4系統、コンポジット4系統を搭載している。また、パイオニア製品専用の制御端子「SR入出力」も装備する。
□パイオニアのホームページ (2003年4月15日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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