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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、内蔵のソフトウェアをアップデートすることで、2003年12月から放送開始予定の地上デジタル放送が受信できるデジタルハイビジョンテレビ「“FACE” DIGITAL」3機種を6月5日に発売する。価格はいずれもオープンプライスだが、店頭予想価格は画面サイズ36型の「36D4000」が30万円前後、32型の「32D4000」が25万円前後、28型の「28D4000」が20万円前後の見込み。 BSデジタル、110度CSデジタルチューナを搭載したハイビジョンテレビ。最大の特徴は、購入後に本体内蔵のソフトウェアをアップデートすることで、地上デジタル放送の受信が可能になること。アップデートサービスの開始は10月頃を予定しており、作業はユーザーが行なう。アップデートは、同社から送られて来るアップデートプログラムを収録したスマートメディアを本体のスロットに挿入し、画面の指示に従うだけで完了する。 具体的な手順は、まず、本体に同梱する葉書でユーザー登録を行ない、その後、返送された申込書に必要事項を記入の上、返信。アップデートプログラムを収録したスマートメディアと説明書が送付される。なお、申込書は具体的なサービス日が決定次第、登録ユーザーに送付するという。 BSデジタル/110度CSデジタル放送に加え、地上デジタル放送でもEPGが利用可能。また、チューナ部は、多チャンネルの地上デジタル放送から希望のチャンネルを選局し、OFDM復調をおこなう「地上デジタルフロントエンド」を搭載。モジュールにAGC-RFアンプや、隣接妨害信号を抑圧する2段SAW(弾性表面波)フィルタを採用し、安定した地上デジタル放送の受信を実現するという。 付属のリモコンは12個のダイレクト選局ボタンを、メインとサブの2グループ、計24個搭載する「デュアルポジションシステム」を採用。購入時は「地上アナログ放送」と、「BS/110度CSデジタル/地上デジタル放送」のグループに分けられているが、将来的に地上デジタル放送が多チャンネル化した場合は、地上アナログ放送のボタングループを、地上デジタル放送用のボタンに配置変換できる。
画質の面では、アナログ放送信号もデジタル化し、ゴーストリダクションや3次元Y/C分離、フォーマットコンバートまで一貫してデジタルで処理を行う「リアルデジタルピクチャー処理」を採用。フォーカス改善回路の「DFTダイナミック・フォーカス・トラッキング」や、映像の明瞭度を改善する「CTIカラー・トランジェント・インプルーバー」、「SRTスーパー・リアル・トランジェント」なども搭載している。 本体デザインは、やわらかさと先進感をイメージしたという「新ポスターフレーム」デザインを採用。本体前面にスマートメディアと、SDカード/MMC/メモリースティック兼用スロットを装備する。また、モジュラ端子に加え、地上デジタル放送のデータ放送双方向サービスで利用するEthernet端子や、i.LINK端子(IEEE 1394)、光デジタル音声出力も備えている。
□東芝のホームページ http://www.toshiba.co.jp/ □ニュースリリース http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_04/pr_j2101.htm □関連記事 【2002年8月28日】東芝、BSデジタル/110度CS内蔵テレビ「デジタルFACE」新モデル http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020828/toshiba.htm 【2001年8月7日】東芝、SD/スマートメディアスロット搭載BSデジタル内蔵TV http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010807/toshiba.htm
(2003年4月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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