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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、7.1ch AVアンプ「TA-DB990」など、3機種のAVアンプを発表した。ラインナップは、7.1chの「TA-DB790」(10万円)、6.1chの「TA-DB790」(66,000円)、5.1chの「TA-DE590」(37,000円)。発売日はDB990が8月10日、それ以外の2機種は6月21日となっている。
■ TA-DB990 メイン基板上に小型パワーアンプを配置する「マザーボード・コンストラクション方式」を採用した7.1chアンプ。パワーアンプへの信号経路を最短化し、信号劣化を防止するという。また、信号経路の均等化を図れるため、スピーカーへの忠実な信号出力が可能としている。実用最大出力は120W×7ch、定格出力は90W×6ch。 対応フォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジック II、DTS、DTS-ES、Neo:6、AACなど。DTS 96/24もデコードできる。 パワーアンプ部に、プリアンプとパワーアンプのグラウンドを独立させた「XGROUND方式」を採用。パワーアンプの動作性能が安定し、500ns以下の音の立ち上がりを可能にした。SACDなどの高音質マルチチャンネルオーディオを最高の音質で増幅できるという。 また、2002年11月発売の「STR-VZ555ES」と同様、センター、あるいはサブウーファなしのセッティングに対応できる「アナログダウンミックス」を利用できる。デジタルのダウンミックスに比べ、音痩せや音質劣化が少ないという。SACDなどのアナログのマルチチャンネル入力にも適用できる。 加えて、ソースに応じてノイズ源となる不要な回路をバイパスし、その電源部も停止する「アナログピュアネスコントロール機能」も搭載している。 720p対応(750p)のコンポーネント入力を2系統、D4入力を2系統、S映像入力を4系統、コンポジット入力を3系統装備。コンポーネント出力とD4出力も各1系統備え、OSDにも対応する。また、入力信号をアップコンバートする「Video Up Convert to D端子」も備えている。 音声入力は、同軸デジタルが1系統、光デジタルが3系統、アナログ2ch入力が3系統。マルチチャンネル入力とMMカートリッジ用のPHONO入力も1系統ずつ備える。 外形寸法は430×400×161mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14.5kg。液晶ディスプレイ付きの学習リモコンが付属する。
■ TA-DB790
XGROUND方式やマザーボード・コンストラクション方式の採用、アナログダウンミックス機能、アナログピュアネスコントールなどはDB990と同等で、DTS 96/24などのフォーマットデコード能力も同じ。
そのほかの違いは、Video Up Convert to D端子と、OSDを搭載していないこと。加えて、学習リモコンではなく、プリプログラムリモコンが付属する。
■ TA-DE590 実用最大出力100W×5ch、定格出力75W×5chのアンプを搭載した低価格機。デコード可能なフォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック II、AAC。独自の音場プログラム「シネマスタジオEXモード」も搭載する。 コンポーネント入力2系統と、コンポーネント出力1系統を装備。デジタル音声入力は、同軸デジタル×1系統、光デジタル×2系統となっている。OSD機能は非搭載。 外形寸法および重量は、430×308×145mm(幅×奥行き×高さ)、7.5kg。ユニーバサルリモコンが付属する。
□ソニーのホームページ (2003年5月1日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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