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アドビ、コードベースから再設計された「Premiere Pro」
-5.1ch AC3エンコードに対応。WM9もサポート


10月下旬発売

アドビストア価格
 88,000円(通常版)
 25,000円(アップグレード版)

連絡先:カスタマーインフォメーションセンター
     Tel.03-5350-0407


 アドビシステムズ株式会社は、ビデオ編集ソフト「Premiere Pro 日本語版」を10月下旬より発売する。価格は88,000円で、アップグレード版は25,000円、Premiere LE通常版からのアップグレードは8万円、Premiere LEバンドル版からのアップグレードは48,000円。アカデミック版は33,000円。対応OSはWindows XPのみで、Macintosh版は用意されない。

Premiere Proの特徴

 Premiere Proは、コードベースから見直して新たに設計された。新しいアーキテクチャの採用により、複数タイムラインのネスティング機能や、オーディオ機能の強化が図られた。また、Hyper-Threading技術もサポートし、Intel製CPUに最適化したとしている。

 YUVプロセッシングをサポートし、DVや他のソースフッテージのカラー値をそのまま保持できるようになったほか、新たに3ウェイカラーコレクションを搭載。ライティングや、カメラ、撮影環境によって生じる露出や、カラーバランスなどの揺れを補正できるようになった。


3ウェイカラーコレクションを搭載

 24bit/96kHzオーディオファイルの読み込み/書き出しに対応し、96,000分の1秒単位で編集できる。VSTプラグインにも対応し、リバーブやイコライザ、ピッチ、ノイズ除去など17種のVSTプラグインも同梱される。新たにASIOドライバにも対応した。さらに、Minnetonka Audio SoftwareのAC3エンコーダ「SurCode Dolby V-Plugin」も搭載し、5.1chドルビーデジタル音声の出力も可能となっている。

 ユーザーインターフェイスも改良され、プロジェクトウィンドウでメディアのブラウズが行なえるようになったほか、モニターウィンドウ上で、静止画像やオーディオ、カラーマット表示ができ、3ポイント編集も可能となった。

 そのほかにも、DVデバイスコントロールの強化やキャプチャコントロールの改善が図られた。さらに、Windows Media 9の読み込み/書き出しや、Real Media 9の書き出しをサポートし、DVDライティング機能(DVD±R/RW)も搭載している。

□アドビのホームページ
http://www.adobe.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200308/20030807prempro.html
□製品情報
http://www.adobe.co.jp/products/premiere/main.html
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(2003年8月7日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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