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米MontaVista Softwareは11日(現地時間)、家電・携帯電話向けLinuxの業界団体「CE Linuxフォーラム」(CELF)への加入を発表した。アソシエートメンバーとして開発に参加する。将来的には、自社製品でのCELF仕様のサポートを表明している。 MontaVistaは、家電向けOS「MontaVista Linux」を開発する企業で、ソニーのHDDレコーダ「CSC-E77」などへの採用実績を持っている。 2003年前半には最新の「MontaVista Linux Consumer Electronics Edition(CEE) 3.0」をリリース。同社はCEEが「CELFによって概要を示された要求に対応する」としている。 具体的には、リブートおよびシャットダウン時間の低減、リアルタイム性能の向上、ROM/RAMサイズの削減、効率的な電力管理など。2.4.20 Linuxカーネルをベースとし、DPM(Dynamic Power Management)、カーネルとアプリケーションのXIP(eXecute In Place)、ストリーミングメディアの最適化などを装備している。IrDA、MMC、USBなどの周辺デバイス用ドライバもサポートする。 MonataVistaのCEO兼プレジデント、ジム・レディは「世界的な家電メーカーがLinuxの有用性を認めたのはすばらしいこと。当社はCELFの主要企業との間で実績を持ち、民生機でのLinux利用の促進を全面的にサポートしている」とコメントしている。
□MontaVista Softwareのホームページ(英文) (2003年8月12日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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