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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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DVDの技術/フォーマット主要開発会社7社で構成するDVD6Cライセンシングエージェンシー(DVD6C)は1日(現地時間)、DVDオーディオと記録型DVDのハードおよびメディアへの共同ライセンスを開始すると発表した。同時に、読み出し専用プレーヤーおよびドライブ、DVDオーディオメディアに対するロイヤリティを一部変更した。 2002年11月19日の発表と同様に、適用フォーマットは、DVDオーディオ、DVD-RAM、DVD-RW、DVD-R、DVD-Video Recording(VR)。これらを使用するレコーダ、メディアに対し、必要な特許の共同ライセンスを行なう。2002年11月の発表当初、開始時期を2003年1月としていた。 今回新たに、読み出し専用のDVDプレーヤーおよびドライブ(DVDビデオプレーヤー、DVD-ROMドライブ、DVDオーディオプレーヤー、DVD-Multiプレーヤー)に対する1台当たりの価格を最大8ドルとした。また、2004年1月1日時点でのDVDオーディオディスクへのロイヤリティも引き下げる(0.05ドル/枚)。 ライセンスは、7社の持つDVDの必須特許からなり、ライセンスを希望する第3者は、7社でプールされた必須特許の一括ライセンスを受けることができる。共同ライセンスは、DVDフォーラムによって策定されたDVDフォーマットに準拠している製品を対象に行なわれる。ライセンスは全世界を対象にしている。 なお、同ライセンスはDVD+RWレコーダに対する特許を含んでいない。ただし、「DVDプレーヤー機能を持つものについては、DVD-ROM/ビデオの特許を使用しているとみなされる」としている。 DVD6Cは、AOLタイムワーナー、日立製作所、松下電器産業、IBM、三菱電機、東芝、ビクターの7社から構成されるDVDフォーマットのライセンスエージェンシー。DVDビデオやDVD-ROM、記録型DVDに関する必須特許をプールし、使用を希望する第3者に一括ライセンスを行なっている。
□DVD6Cのホームページ(英文) (2003年9月1日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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