三洋、MPEG-4ビデオカメラ「DMX-C1」に新色を2色追加 －ミッドナイトブラックとアーバンレッド

　三洋電機株式会社は、640×480ドット30fps記録を実現したMPEG-4ムービーカメラ「Xacti(ザクティ) DMX-C1」に、ミッドナイトブラック(K)、アーバンレッド(R)の2色を追加し、3月5日に発売する。価格は従来のシルバーモデルと同じ、75,000円。

ミッドナイトブラック	アーバンレッド

　DMX-C1は、2003年11月にシルバーモデルが発売されたMPEG-4ムービーカメラ。今回カラーバリエーションを展開するにあたり同社では、「デジカメユーザーには本来の機能面に加え、ファッション性を重視する傾向も大きくなっており、多方面からカラーモデル展開の要望があった。今回の新色で消費者の嗜好に応える」とその理由を説明している。

　カラー以外の仕様は従来のDMX-C1と同じ。1/2.7型334万画素CCDを搭載した縦型フォルムのデジタルカメラで、静止画のほかMPEG-4による動画記録が可能。動画記録時にはモードを切り替えることなく静止画を撮影できるのが特徴となっている。バッテリはリチウムイオン充電池で、MPEG-4の連続記録時間は約60分、再生時間は約130分。

　MPEG-4はISO/IEC 14496規格に準拠。MPEG-4の記録モードは「TV-SHQ」(640×480ドット/30fps/3Mbps)、「TV-HQ」(640×480ドット/30fps/2Mbps)、「TV-S」(320×240ドット/30fps)、「Web-HQ」(320×240ドット/15fps)、「Web-S」(176×144ドット/15fps)の5モード。

　音声記録はMPEG-4オーディオ(AAC圧縮)を採用し、16bit/48kHzのステレオ記録に対応する。撮影したMPEG-4ムービーは、本体のみでコピー、部分カット、つなぎ合わせなどの編集が可能。

　レンズは光学5.8倍ズームで焦点距離は38～220mm(35mm判換算)。液晶ファインダのみ装備し、ビューファインダは非搭載。液晶モニターは、屋外での視認性に優れるという1.5型の半透過型液晶「サファイアビジョン」を採用する。

　外形寸法は69×34×108mm(幅×奥行き×高さ)、重量は155g(本体のみ)で、VGA以上の動画記録解像度を持つ民生用デジタルビデオカメラとしては世界最小・最軽量としている。レンズ下にフラッシュ、底面には三脚穴も装備する。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□製品情報
http://www.sanyo-dsc.com/products.html
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(2004年2月12日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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