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第18回日本ゴールドディスク大賞授賞式を開催
-アーティスト・オブ・ザ・イヤーは過去最多の浜崎あゆみ
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3月10日開催
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司会は今年も赤坂泰彦さん、久保純子アナウンサー |
社団法人 日本レコード協会(RIAJ)は10日、NHKホールで「第18回日本ゴールドディスク大賞」授賞式を開催した。
日本ゴールドディスク大賞は、「レコード(CD)の総出荷数から返品数を差し引いた、正味売上数字」を選定基準としている。第18回目の2003年度は、2003年1月1日~2003年12月31日までの全作品の売上金額を集計し、受賞作品・アーティストが選出された。
日本ゴールドディスク大賞には、この1年間で最もレコード産業で活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」や、期間中にデビューしたアーティストで上位10組(洋楽3組)に授与される「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」、期間中に発売したシングルで100万枚以上(洋楽50万枚以上)を売り上げた作品に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー」など15賞が用意されている。
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布袋寅泰さんとジミー・ペイジ |
今年の「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門は、DVD「LED ZEPPELIN」と「LED ZEPPELIN」が受賞。ステージ上では布袋寅泰さんが、ジミー・ペイジを呼び入れるという豪華な顔合わせが実現した。
ジミー・ペイジは、演奏こそ行わなかったものの、「私たちのライブは一回一回違うものだったが、それが1つのDVDとなって若い人達にも見てもらえるのは、すばらしいことであり、とても感激している」とDVD化の感想を語った。
毎年受賞式の最後に発表される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」には、今年度は邦楽部門は浜崎あゆみさん、洋楽部門は女子十二楽坊が受賞した。浜崎あゆみさんは、アルバム2,976,061枚、シングル1,561,687枚、女子十二楽坊は、アルバム1,961,332枚を売り上げた。
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浜崎あゆみさん |
浜崎さんは、受賞スピーチで「こんな素敵な賞をいただき、とても光栄に思っています」と今回の受賞を喜んだ。浜崎さんは、2002年以来2年ぶり3回目の受賞で、邦楽部門では過去最多受賞となる。女子十二楽坊は、「本当に興奮して、うれしく思っています。喜びを分かち合いたい」と受賞の喜びを語った。
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女子十二楽坊 |
なお、全受賞作品・アーティストの一覧は、RIAJのサイトで公開されている。また、授賞式の模様は、NHK衛星第2で生中継されたほか、3月12日12時15分からはBSデジタルハイビジョンで、NHK総合でも3月13日24時から放送される。
恒例となったコンピレーションアルバムは、今年は株式会社ソニー・ミュージックダイレクトが発売する。第18回日本ゴールドディスク大賞を受賞した作品の中から、23アーティストの作品を集め「THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2004」(品番:MCHL-358~359)として、2枚組み3,150円(税込み)で4月14日に発売される。レーベルゲートCD2仕様で、7月31日までの期間限定生産。
「音楽業界全体の活性化を目的としてリリースする」としており、レーベルやジャンルの垣根を超えてリリースされる。なお、一昨年は東芝EMI株式会社、昨年はエイベックス株式会社からリリースされている。
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EXILEは、ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを「EXILE ENTERTAINMENT」で受賞した |
Every Little Thingも、「Many Pieces」と「Every Best Single 2」でロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞 |
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175Rは、ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーに加え、「Songs」でロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞した |
フジ子・ヘミングさんは、「奇蹟~リスト&ショパン名曲集~」で、クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。会場に自身のピアノを持ち込んで、「ラ・カンパネラ」を演奏した |
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東儀秀樹さんは、「PICTURES」で、今年も純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した |
特別ゲストとしてRyuさんは、「冬のソナタ」を披露した |
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ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した玉置成実さんは、ガンダムメドレーを熱唱した |
FLOWは、同じくニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した |
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ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した、SOUL'd OUT |
平成元年生まれの林明日香さんも、ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した |
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森山直太朗さんは、「さくら(独唱)」でソング・オブ・ザ・イヤーを、ORANGE RANGEはニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを、それぞれ受賞した |
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「大阪ソウルバラード」が企画・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。川藤幸三さんがかけつけ曲を紹介。BOROが、「大阪で生まれた女」を熱唱した |
ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーの洋楽部門は、上原ひろみさんが受賞 |
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ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーの邦楽部門は、寺井尚子さんが受賞した |
ソング・オブ・ザ・イヤーの演歌/歌謡曲部門は、水森かおりさんが「鳥取砂丘」で受賞した |
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氷川きよしさんは、「氷川きよし 演歌名曲コレクション3~白雲の城~」で演歌/歌謡曲・アルバム・オブ・ザ・イヤーを、ソング・オブ・ザ・イヤーの演歌/歌謡曲部門を「白雲の城」でダブル受賞した |
BoAさんは、企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー コンピレーション部門を「8 Films & more」で受賞した |
□日本レコード協会のホームページ
http://www.riaj.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/pr040310.html
□「第18回日本ゴールドディスク大賞』全受賞作品・アーティスト一覧
http://www.riaj.or.jp/release/gdlist_18th.html
□ソニー・ミュージックダイレクトのホームページ
http://www.sonymusichouse.co.jp/
□関連記事
【2003年3月13日】第17回日本ゴールドディスク大賞授賞式を開催
-アーティスト・オブ・ザ・イヤーは宇多田ヒカル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030313/jgd.htm
【2003年3月12日】「サクラ大戦4~恋せよ乙女~全曲集 檄! 帝~最終章」が第17回日本ゴールドディスク大賞受賞(GAME Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20030312/sakura.htm
【2003年3月4日】日本レコード協会の新会長にエイベックス社長の依田巽氏が就任
-“音楽権利の保護期間延長”問題に取り組む
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030304/riaj.htm
【2003年4月16日】東芝EMIもリッピングできない音楽Discを5月29日に発売
―「THE JAPAN GOLD DISC AWARD」にCDSを採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020416/temi.htm
(2004年3月11日)
[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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