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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本サムスン株式会社は26日、ポータブルメモリオーディオプレーヤー「yepp(イエップ)」シリーズの新製品を東京・港区の本社において発表した。 5月7日発売の軽量小型モデル「YP-T5」を皮切りに、脈拍測定などを備えたスポーツモデル「YP-60V」を6月初旬、USBコネクタ搭載のビジネスモデル「YP-53V」を7月初旬に発売。価格はすべてオープンプライスとなっている。内蔵メモリはすべて256MB。 基本的な機能は全モデルで共通。MP3(8kbps~320kbps)、WMA(48kbps~192kbps)、WAVEの再生に対応。PCとはUSB 1.1で接続し、ストレージクラスに対応。USBメモリとしても使用できる。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。 また、ライン入力からのダイレクトエンコード機能やボイスレコーディング機能(YP-60Vを除く)、FMチューナも装備する。 本体装備の液晶ディスプレイでID3タグの表示が可能。日本語ID3タグ、日本語ファイル名にも対応。SRSのWOWも搭載している。
■ YP-T5VL/T5VB/T5VW 角柱型のコンパクトなメモリオーディオプレーヤー。外形寸法は23×23×54mm(幅×奥行き×高さ)、重量は24g(本体のみ)。ブルー(T5VL)、ブラック(T5VB)、ホワイト(T5VW)の3色を用意する。同社では、今回発表の3モデルで最も売れ筋の製品と見ている。店頭予想価格は2万円台前半の見込み。 電源は単4アルカリ電池1本を使用し、再生時間は12時間となっている。ヘッドフォン出力は5mW×2ch。携帯用ケース、イヤフォン、USBケーブル、ストラップなどが付属する。
■ YP-60V
脈拍、消費カロリーを測定できるスポーツモデル。用途として音楽を聴きながらのジョギングを想定し、専用アームバンドを使い、腕に取り付けて使用する。店頭予想価格は2万円台後半と見られる。 測定結果は内蔵のフラッシュメモリに保存され、専用ソフトでデータベース化できる。データベースの内容から、バイオリズムの作成などが可能。 バッテリは内蔵リチウムポリマー電池で、再生時間は15時間。外形寸法は39×17×93(幅×奥行き×高さ)、重量は47gとなっている。携帯ケース、専用ヘッドフォン、USBケーブル、ACアダプタ、アームバンド、ストラップなどが付属する。
■ YP-53V 主にビジネスマンに向けた製品で、折りたたみ式のUSBコネクタを実装している点が特徴。ただし、T5や60Vと同じくUSB 1.1での接続となる。 電源として単4アルカリ電池1本を使用。再生時間は15時間。外形寸法、重量は未定。携帯用ケース、イヤフォン、ストラップなどが付属する。
■ 20GB HDDポータブルオーディオ機を参考出品、発売は今秋を予定
Digital Products事業部長の黄春澤(ファン・チュンテク)常務によると、同社ではメモリオーディオおよびHDDオーディオが、MDプレーヤーなど既存のポータブルオーディオ機器の縮小傾向を補完し、2004年からは全体での需要が上向き始めると見ている。 また、メモリプレーヤーはSamsung Electronicsが保有する半導体ビジネスの強みを発揮できる分野とし、「2004年は日本における存在感を増したい」との抱負を述べた。2004年に国内シェア10%を目指すという。 今後の展開としては、今秋に容量20GBのHDDオーディオプレーヤーを投入し、2005年にはWindows Portable Media Center(Windows PMC)に対応した3.5型液晶搭載のモバイルAVプレーヤーを導入するとした。2006年には放送と連携したVOD対応モデルなどをラインナップする予定。 発表会場には、今秋に国内発売を予定しているHDDオーディオプレーヤーが参考出品された。international CES 2004で展示したものと同一で、価格は未定。
□日本サムスンのホームページ (2004年4月26日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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