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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは3日、ハイブリッドレコーダ「PSX」(DESR-7000/5000)のネットワークアップデートを開始した。アップデートは今回で3度目となり、当初7月15日に予定されていたが、「ソフトウェアの検証作業に予定以上の時間がかかっている」(同社)として、8月3日に延期されていた。
アップデート手順は前回までと同様。ホームメニューの「設定」から「ネットワークアップデート」を選択し、ソフトウェア使用許諾に同意すると、ダウンロードが始まる。ダウンロード後、インストールが開始される。途中で電源を入れ直す必要があるため、戸惑う場面もあるかもしれない。実際にDESR-5000で行なったところ、ダウンロードと自動更新を含め、約25分で作業が終わった。 なおネットワークアップデート以外にも、8月上旬からアップグレード専用CD-ROMの配布も予定されている。
今回のアップデートにより、初代機のDESR-7000/5000の機能が、現行モデルのDESR-7100/5100と同等になる。また同社によれば、8月2日に発表された新PSX(DESR-7100/5100)用のアップグレード内容も、今回のアップデートに含まれている。 今回のアップデートのうち、「DVD-RW、DVD+RWへの追記機能」、「編集関連の強化」について、編集部でも検証した。また、そのほかにも、DVDメニューも作成可能になるなど、小寺信良のElectoric Zoomaでレビューした新PSX「DESR-7100」と同等機能が追加されていることが確認できた。●DVD+RWとDVD-RWへの追記
これまでは記録済みのDVD-RWやDVD+RWへ記録しようとすると、ダビング前にディスクフォーマットされる仕様だったが、追記が可能になった。 追記操作は、一連のダビングウィザードの途中で出てくる「VRモードのディスクです。追記しますか?」で「はい」を選択するだけ。ただし、ダビング後にファイナライズが自動的に始まり、これは回避できない。 なお、DVD-Rへの追記は不可能。DVD+Rへの記録機能も追加されていない。
●編集・ダビング関連の強化 編集機能の強化としては、まず「チャプターマークの設定」が可能になった。チャプタを設定すると、再生時にスキップボタンで次のチャプターまでスキップできる。また、カット編集画面でも同様にチャプタをベースにしたスキップ操作が行なえる。チャプタを設定するのはR3ボタン。L1またはR1ボタンで取り消しもできる。
次に「映像の最適化」という機能が加わった。録画した番組について、録画モード、音声、編集範囲、タイトルを変更し、再エンコードして記録し直すものだ。 音声は二カ国語記録した主/副のいずれかを選択可能。最適化する前の番組を残すか消去するかも設定できる。 ただし、予約録画、ダビング、写真・音楽の取り込み中には実行できない。また、コピーワンス番組を最適化すると、青色の画像で記録されてしまう。最適化前のタイトルを削除することもできず、実質上、コピーワンス番組の最適化は不可能といえる。 □ソニーのホームページhttp://www.sony.co.jp/ □関連記事 【7月12日】ソニー、旧PSXのネットワークアップグレードサービスを延期 -7月15日から8月3日に約3週間の延期 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040712/sony.htm 【7月7日】【EZ】ね? 待ってて良かったでしょ?、DESR-7100 ~ようやく本性を現し始めた新PSX~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040707/zooma161.htm 【6月16日】ソニー、-VR追記や再エンコードダビングに対応した新「PSX」 -分配器も付属。旧モデルも7月15日よりアップデート対応 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040616/sony.htm 【3月31日】ソニー、「PSX」2度目のアップデートを31日正午に開始 -1.3倍速早見再生は実用レベルの滑らかさ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040331/sony.htm 【リンク集】ソニー「PSX」関連記事リンク集 http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/psx.htm (2004年8月3日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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