◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
Blu-ray Disc Assosiasionは1日(現地時間)、MPEG-4 AVC(H.264)とWindows Media Video 9(VC-1/旧称VC-9)をブルーレイディスクの再生専用パッケージメディア規格「BD-ROM」の必須ビデオコーデックとして採用すると決定した。 BD-ROMのビデオーデックとしては既にMPEG-2が決定しているが、低ビットレートでも高画質を実現できるコーデックの採用も検討していた。今回MPEG-4 AVCとVC-1が追加されたことで、BD-ROMの再生機器ではMPEG-2とMPEG-4 AVC(H.264)、VC-1(WMV)のサポートが必須となる。 米HPのOptical Storage Solutions BusinessゼネラルマネージャーのMaureen Weber氏は、「MPEG-4 AVCの採用によりHDパッケージメディアにおいて、コンテンツ所有者に機能の向上と柔軟性を提供できる」とコメント。VC-1についても「コーデック追加によりブルーレイディスクフォーマットがより魅力的なものになる。コンテンツプロバイダにニーズに合ったコーデックの選択肢を与えることができる」と述べている。
MicrosoftのAmir Majidimehr Windows Digital Media部門担当副社長は、「消費者にPCと家電の融合した次世代の高品位ビデオ/オーディオ体験を提供すべく、ブルーレイディスクを含む各標準化団体に働きかけてきた。VC-1はWMV9をベースにしたSMPTE標準規格としてハイディフィニション(HD)対応の光ディスクのキーコンポーネントとして提案してきた。ブルーレイディスクが必須コーデックに選択したことに大変嬉しく思う」とコメントしている。 BD-ROMについては、物理フォーマットの仕様策定は終了しているが、論理フォーマットの策定は終わっておらず、「アドバンスドコーデックやネットワーク対応などの議論を進めながら2004年度末にVer.0.9を策定、Ver.1.0のリリースは2005年を目指す」としていた。なお、東芝やNECが提案する次世代DVD規格「HD DVD」のROM規格についてもMPEG-2とMPEG-4 AVC/WMVの採用が決定している。 □Blu-ray Disc Associationのホームページ (2004年9月2日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
|
|