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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、民生用PDP最大のディスプレイサイズ65V型のプラズマディスプレイ「TH-65DX300」を10月1日に発売する。価格は2,079,000円。年産台数は500台の見込み。
同社の薄型テレビブランド「VIERA(ビエラ)」の一翼として発売するチューナレスの民生用ディスプレイ。65V型(16:9)は民生用プラズマテレビ/ディスプレイとして世界最大という。 パネル解像度は1,366×768ドット。コントラスト比は3,000:1。新たなパネル工法技術や駆動回路技術を導入することで、現行VIERAシリーズに搭載した「PDP PEAKSパネル」技術と「リアルブラッククリーエション技術」を65V型で実現したという。パネル寿命の目安は約6万時間(スタンダードモード/動画表示時)。 また、現行VIERA同様、「NEWアドバンストリアルガンマ」、「ビビッドカラークリエーション」、「サブピクセルコントローラー」、「モーションパターンノイズリダクション」、「リアルブラッククリエーション」といった高画質化回路を採用する。 NEWアドバンストリアルガンマは、フルタイム・フル画素36億2,000万色1,536階調相当の表現力を実現するための色表現回路。また、階調を低輝度部分に多く割り当てる作業をシーンに合わせて行なうことで、暗いシーンでの表現力を最大85億8,000万色に向上させたという。 ビビッドカラークリエーションは、色差のみの2次元の補正に輝度を加え、3次元色空間の補正に対応させる回路。サブピクセルコントローラーは、1ドット単位で輪郭補正する技術で、1画素(3ドット)単位よりも「細やかなシーンもクッキリ描写する」という。モーションパターンノイズリダクションは、動画擬似輪郭ノイズを低減する回路。動画擬似輪郭ノイズの出やすいパターンを自動検出するのが特徴。 リアルブラッククリエーションは、黒レベルにおける予備放電の発光を低減する「リアルブラック駆動方式」、光の透過率を抑えるパネル前面の「ディープブラックフィルター」からなる技術。これらにより、「黒の再現性を高めた」としている。 映像入力として、コンポーネント×2、コンポジット×1、S2映像×1、アナログRGB×1を装備。音声入力も各映像入力にあわせて搭載する。ただしスピーカーはオプション(TY-SP65DX300、87,150円)。 本体はピアノブラック塗装。外形寸法および重量は、1,554×393×1,012mm(幅×奥行き×高さ)、109kg。消費電力は635W。 □松下電器のホームページhttp://matsushita.co.jp/ □関連記事 【5月10日】松下、国内メーカー最大の65V型プラズマテレビを今秋に発売 -発表会で参考展示、浜崎あゆみさんも来場 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040510/pana4.htm 【5月10日】松下、新パネル搭載50/42/37V型プラズマTV「VIERA」 -2,048階調、36億色表現を実現。SDメモリーカードにMPEG-4録画も http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040510/pana1.htm (2004年9月6日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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