◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
ソニー株式会社は、2005年3月25日から開催される2005年日本国際博覧会「愛・地球博」で新プロジェクション方式「GxL(ジー・バイ・エル)」を利用した「レーザードリームシアター」を出展すると発表した。
レーザー ドリームシアターは、2005型/10m(縦)×50m(横)のスクリーンに新開発の「GxL」を採用したフロントプロジェクションシステムで投射するシアター。 GxLは、従来「GLV(Grating Light Valve)」の名前でソニーが開発を表明していた技術を使用した、光回折格子を用いたレーザープロジェクション方式のディスプレイ技術。システムの核となるGxL素子は半導体技術を用いて製造されるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子で、素子表面に配された微細なリボンを電気信号で動かすことで、光源のレーザーから発せられた光の回折光の強弱を制御し、映像化するという。
カラーの表現にはR/G/Bのレーザーから発せられた光をそれぞれに対応したGxL素子で制御。3つの光を合成することで鮮やかな映像表現を実現するという。「レーザードリームシアター」では、色純度に優れたレーザーを光源に採用し、色の再現能力を従来テレビの約2倍に広げ、色鮮やかな色彩表現が可能となったという。 上映映像は600万画素(1,920×1,080ドット×3システム)以上の解像度で、映像の収録に当たっては専用のカメラシステムを利用。左画面/中央画面/右画面に対応する3台のHDCAMから同時に撮影し、通常のカメラでは不可能な超ワイド/高精彩映像を実現したという。投射時にはそれぞれのHDCAMからGxLシステムを介して、左/中央/右の3画面に投射する。
□ソニーのホームページ (2004年12月22日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |