アイ・オー、LinkPlayerのサーバーソフトをアップデート －記録型DVDドライブ5機種のファームウェアも公開

　株式会社アイ・オー・データ機器は5日、ネットワーク対応DVDプレーヤー「AVeL LinkPlayer」用のサーバーソフト「AVeL Link Advanced Server」のアップデータと、記録型DVDドライブの最新ファームウェアを公開した。

■ AVeL Link Advanced Server

AVLP2/DVDG

　アップデートの対象となる製品は「AVLP1/DVD」、「AVLP2/DVDG」、「AVLP2/DVDLJ」の3モデル。アップデータを適用することで、サーバーソフトはバージョン2.00となる。

　これにより、同社のテレビキャプチャ製品に同梱されている録画ソフト「mAgicTV5」との連携が可能になり、LinkPlayerからmAgicTV5のEPGを利用して録画予約ができるようになる。

　プレイリスト機能が追加され、スライドショーやBGMも指定できるようになったほか、検索機能やAdvanced Server間でプレイリストを共有する機能も追加。また、新たに「Watchフォルダ機能」も利用できるようになる。

■ DVDドライブ用ファームウェア

DVR-iUN8W

　DVR-N8WRシリーズの「DVR-ABN8W」、「DVR-ABN8WR」、「DVR-iUN8W」、「DVR-iUN8WR」と、DVR-P16Wシリーズの「DVR-ABP16W」用の、計5機種のファームウェアが公開された。

　DVR-N8WRシリーズの最新ファームウェアバージョンは1.01。同バージョンを適用することで、ABN8WとiUN8Wはそれぞれ、ABN8WRとiUN8WR相当にアップデートされる。

　また、ビクター製の等速DVD-RWメディアに記録する際、エラーが発生する不具合を修正。DVD±Rの16倍速を含む、DVD±R、DVD+R DL、DVD-RWメディアのストラテジ(記録条件)を追加。DVD+R DLとDVD+Rへの書き込み時に、メディアタイプをDVD-ROMに変更し、再生互換性を向上させる機能も追加される。

　DVR-ABP16Wは、バージョン1.02にアップデートされる。同バージョンにより、16倍速DVD±Rメディアと、8倍速DVD-Rメディアのストラテジが追加。ただし、16倍速メディアの一部については、12倍速での書き込みになる。

　ほかにも、DVD+R DL、DVD±R、CD-Rの記録品質が向上するほか、CDの再生性能も向上している。

□アイ・オー・データのホームページ
http://www.iodata.jp/
□アップデータ/ファームウェアのダウンロードページ
http://www.iodata.jp/lib/libnew.htm
□関連記事
【2004年8月19日】アイ・オー、無線LAN搭載/WMV再生対応の新LinkPlayer
－mAgicTVの録画予約にも対応。USB 2.0をサポート
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040819/iodata.htm
【2004年7月13日】アイ・オー、DVD+R DL 4倍速に対応したDVD±R/RWドライブ
－パイオニア製ドライブを採用。DVD±R 16倍速記録に対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040713/iodata.htm
【2004年5月13日】アイ・オー、2層記録対応DVD+R DLドライブ2モデル
－NEC製ドライブ「ND-2510A」を採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040513/iodata1.htm

(2005年1月5日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.