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株式会社東芝は、1.8型HDD内蔵オーディオプレーヤー「gigabeat F」シリーズに40GBモデル「gigabeat F40」を追加。3月18日に発売する。価格はオープンプライス。直販サイトでの価格は49,800円。カラーリングはシルバー(XS)。対応OSはWindows 2000/XP。 また、gigabeat Gシリーズにも20GBモデル「G23」を追加する。発売日は3月18日。コスモブラック(K)とクリスタルブルー(L)の2色を用意し、価格はどちらもオープンプライス。直販価格は34,800円となっている。
■ gigabeat F40
gigabeat Fシリーズの40GBモデル。同モデルの追加により、Fシリーズは10/20/40/60GBの4ラインナップとなる。本体の主な仕様は従来モデルと同じだが、ファームウェアとバンドルソフトの「gigabeat room」が、どちらもバージョン2にアップデートされた。なお、同アップデータは従来機種のユーザーにも4月以降に公開される予定。 ファームウェアがバージョン2にアップデートされたことにより、「画面テーマの設定」が多機能化。新たに画面を90度回転させた表示が行なえるようになったほか、表示フォントの大小、ジャケット画像表示の大小が選択できるようになった。
また、音量と、ユーザー設定を含む29種類のイコライザを、曲ごとに設定できるようになった。さらに、静止画ファイルを液晶画面に表示するフォトビューワー機能に対応。付属ソフト「gigabeat room」から転送した画像ファイルを、画面に大きく表示したり、複数の画像を一覧表示することができる。 また、USBホスト機能に対応。付属のUSBクレードルに載せ、ACアダプタを繋いだ状態で、USB接続したメディア内のDCFフォーマットの画像ファイルを本体に吸い上げられるようになった。ただし、吸い上げた画像をそのまま液晶画面で表示することはできず、ビューワー機能を利用する場合はgigabeat roomで転送する必要がある。
これに合わせて、gigabeat roomもバージョン2にアップデート。Windows Media Player内のジャケット画像を参照し、gigabeat roomで楽曲を転送した際、ジャケット画像も自動的に本体に転送するようになった。さらに、GracenoteのMusicIDに対応。アナログ音源から取り込んだ楽曲にも自動的に曲名やアーティスト名が追加されるほか、タグ情報の編集も行なえる。 また、楽曲の曲調やジャンルに関するキーワードを選択することで、自動的にプレイリストが作成されるGracenote PLAYLISTもサポートする。さらに、USB接続した本体内のSATファイル(HDD内の音声フォーマット)を、著作権を保護したままgigabeat roomから再生できるようになった。これにより、自宅のPCでgigabeatに楽曲を転送し、そのgigabeatを会社のPCに接続。PCにインストールしたgigabeat roomからgigabeat内の音楽をストリーミング再生できる。 そのほかの仕様は従来モデルと同じ。2.2型、解像度240×320ドットのカラー液晶ディスプレイを備えるほか、十字型のインターフェイス「プラスタッチ」を採用。対応フォーマットはWMA/MP3/WAVで、Windows Media DRMもサポート。電源は内蔵のリチウムイオン充電池を使用し、連続再生時間は約16時間。外形寸法は63×106×19mm(幅×奥行き×高さ)。重量は170g。
□関連記事 ■ gigabeat G23
同じ20GB容量のG22(ホワイッティッシュシルバー/バーニングレッド)が2004年7月に発売されているが、G23はその後継モデルとなり、充電スタンド(クレードル)とストラップ内に操作ボタンが埋め込まれた「ストラップリモコン」がオプションとなった。これにより、価格がG22の47,040円から34,800円に低価格されている。
そのほかの仕様はG5/G22と共通で、160×86ドットのバックライト液晶を搭載。電源はリチウムイオン充電池を内蔵し、連続再生時間は約11時間。WMA/MP3/WAVの再生に対応している。PCとの接続はUSB 2.0を使用。外形寸法は76.5×89.5×12.7mm(幅×奥行き×高さ)。重量は138g。
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(2005年3月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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