シャープ、フルHD対応の45型業務用液晶ディスプレイ －「液晶ショーウインドー/ポスターとして提案」

3月24日発売 標準価格：オープンプライス

　1,920×1,080ドットのフルHD解像度に対応した45型液晶ディスプレイ。同社のコンシューマ向け液晶テレビ「AQUOS」シリーズと同様に、亀山工場で生産された。

　パネルは独自のASV低反射ブラックTFT液晶となっており、外光や蛍光灯の反射による映り込みを抑え、明るい場所でも鮮明な映像が表示できるという。輝度は500cd/m²、コントラスト比は800:1。視野角は上下左右170度。同社は「“液晶ショーウインドー”や街頭の“液晶ポスター”として提案していきたい」としている。

　映像入力はPC用としてDVI-D、アナログRGBのD-Sub 15ピンを各1系統。そのほかにもコンポジット(BNC)、コンポーネント、S映像、D4を各1系統備える。ただし、コンポーネント入力はPC用のD-Sub 15ピンと兼用。音声入力はステレオミニ、RCAを各1系統。出力端子はD-Sub 15ピン、アナログ音声(RCA)、RS-232Cを各1系統備える。また10W×2ch(6Ω時)のスピーカーも内臓している。

　なお、拡大マルチモニター表示に対応し、2×2の4面、3×3の9面表示が可能。複数台を数珠つなぎに接続し、同じ映像を複数台に同時表示するミラー表示にも対応している。

　また、RS-232Cを経由し、管理用のPCから約20台までのディスプレイの一元管理が可能。ID設定した複数のディスプレイに対して、PCから電源のON/OFF、入力切替、各種設定が行なえる。外形寸法は1,089×96×645mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約27kg。消費電力は312W。

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□ニュースリリース
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(2005年3月23日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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