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ソニーは、ハイブリッドレコーダ「スゴ録」シリーズをDVD+R DL対応にモデルチェンジし、ダブルチューナ搭載モデルなど3機種を6月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、市場推定価格はダブルチューナ搭載の250GB HDDモデル「RDR-HX92W」が11万円前後、160GB HDDモデル「RDR-82W」9万円前後、シングルチューナの250GBモデル「RDR-HX72」8万円前後。 なお、2004年12月に発売されたHDMI搭載のフラグシップモデル「RDR-HX100」と、2004年11月発売のエントリーモデルは「RDR-HX50」は継続販売される。
従来モデルからの最大の変更点は、片面2層DVD+R DLディスクへの記録に対応したこと。また、CPRM対応DVD-RW/-Rへの記録も可能。コピーワンス番組のムーブが行なえるようになった。録画可能なメディアはDVD+RW(8倍まで)、DVD+R(16倍まで)、DVD+R DL(2.4倍まで)、DVD-RW(6倍まで)、DVD-R(16倍まで)。再生は、DVD+RW/-RW/-Rは8cmディスクにも対応するほか、Dual Discも正式サポートする。 「RDR-HX92W/82W」には、地上アナログチューナを2つと、BSアナログチューナを1つ内蔵。地上アナログ放送の2番組同時録画、地上アナログ放送とBSアナログ放送の2番組同時録画に対応し、自動録画機能「おまかせ・まる録」での2番組同時録画も可能となっている。なお、チューナは自動的に選択され、ユーザーが録画時に選択する必要はない。RDR-HX92Wの地上アナログチューナは2つとも、ゴーストリダクションを装備している。 そのほかの機能は、GUIの配色などが一部変更された以外は従来モデルを踏襲している。録画予約は、Gコードと、地上波EPG「Gガイド」に対応。リモコンも従来モデルと同じ。
「番組追跡録画」や「スポーツ延長対応」機能を装備。画質面でも、適応型ノイズリダクション「Dマトリックス NR」などの「スゴロジック」を搭載している。また、従来から装備している約15Mbpsの「HQ+モード」や、2パスエンコード技術を応用した「ダイナミックVBR(バリアブルビットレート)ダビング」なども継承している。録画モードは、「HQ+」(HDDのみ)、「HQ」(片面DVDの録画時間:約1時間)、HSP(約1.5時間)、SP(約2時間)、LSP(約2.5時間)、LP(約3時間)、EP(約4時間)、SLP(約6時間)、SEP(約8時間)の計9モードで変更されていない。 そのほか、同社独自の「シーン検出アルゴリズム」により、無音やステレオ検出だけでなく、音楽と会話の境など音の切替りや、場面の変化が大きい映像の切替りなどの「特徴点」を自動で検出してチャプタを打つ「おまかせチャプター」機能や、「ビジュアルサーチ」機能も継承している。また、3モデルともDV入力端子を搭載し、ワンタッチ操作でテープの頭出しからダビング開始、ダビング終了後のテープの巻戻しまで、全て自動で行なうことができる。
【主な仕様】
□ソニーのホームページ (2005年5月12日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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