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株式会社東芝は、液晶faceの最上位モデル「LZ150シリーズ」のアップグレードサービスを6月20日より開始した。最新アップデートにより、LZ150シリーズがCE/PCなどのIPネットワーク相互接続規格「DLNAガイドライン」準拠となる。同社では4月18日に6月中のDLNA対応を予告していた。 対象機種はLZ150シリーズの「37LZ150」と「32LZ150」で、20日より同社の専用サーバーから無償アップデータの提供を行なっている。ブローバンド接続環境から、本体の[メニュー]→[設定メニュー]→[その他]→[ソフトウェアのダウンロード]→[サーバーからのダウンロード]→[ダウンロード開始]を選択し、アップデータをダウンロード。画面の指示に従うことでアップデートが行なえる。 なお、地上/BSデジタル放送経由でのアップグレードは、6月27日より開始予定としている。
アップデートを行なうことで、DLNAの「Home Networked Device Interoperability Guidelines v1.0」に対応。LZ150シリーズをDLNAクライアントとして利用できる。 同ガイドラインに準拠したデジタルレコーダやパソコン上のAVコンテンツをLZ150上で再生可能となる。再生可能なフォーマットは、映像がMPEG-2(VRフォーマット)、音声がリニアPCM、AC3、MPEG-1 Audio Layer 2、静止画はJPEG。なお、音声のみでの再生はできないほか、デジタル放送などの著作権保護が施されたコンテンツは扱えない。また、JPEG画像の最大解像度は640×480ドットで、それ以上のサイズのJPEG画像についてはメディアサーバー側で640×480ドットに縮小される。接続できる範囲は、同一のルータに接続されたホームネットワーク内の機器となっている。 LZ150シリーズは、ネットワーク経由のハイビジョン伝送機能を搭載し、LAN内のHDDにデジタル放送を直接録画できる液晶faceシリーズの最上位モデル。37V型の「37LZ150」と32V型「32LZ150」の2モデルが2004年11月から発売された。また、2月には本体で録画したSDメモリーカード上のMPEG-4動画ファイルの再生機能も追加されている。 □東芝のホームページ (2005年6月21日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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