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株式会社リンジャパンは、エントリークラスのスピーカー「KOMPONENT」シリーズとして、トールボーイやサブウーファなど4モデルを9月に発売する。製品タイプと品番、価格は下表の通り。なお、いずれのモデルも仕上げはシルバーとグラファイト(チャコールグレー)の2種類から選択できる。
いずれのモデルにも、フラッグシップスピーカー「KOMRI」で考案された「アレイ・テクノロジー」を導入。ツイータとミッドレンジ、ウーファの3ユニットを立体的に近接配置する「2K ARRAY」と呼ばれる独特の構造を採用しており、水平/垂直方向に均一で広角なサウンドエリアを実現するという特徴がある。 エンクロージャにはアルミニウムの押し出し材を使用。薄く、コンパクトながら強度が高いことが利点。なおエンクロージャはダンプされており、金属固有の鳴きを防いでいる。さらに底面から端子部にかけての背面に空洞を設けており、スピーカーケーブルを隠すこもができる。
また、サブウーファを含む全てのモデルに、壁掛け用のブラケットを付属。センターの106には、床設置時に利用する角度調節機能付きのクレードルスタンドが付属している。
■ 110
2K ARRAYを含む4ウェイ、5スピーカーのトールボーイタイプ。2K ARRAYのウーファも含めるとトリプルウーファ仕様となっている。
能率は85dB。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。外形寸法は180×155×1,041mm(幅×奥行き×高さ)。ベースを含む重量は15.3kgとなっている。
■ 104 2K ARRAYのみ登載した3ウェイのブックシェルフスピーカー。専用スタンドを用意しており、フロア型としても利用できる。能率は85dB。再生周波数帯域は80Hz~20kHz。 外形寸法は180×155×224mm(幅×奥行き×高さ)。スタンドに設置した場合は高さが1,022mmとなる。重量は3.75kg。スタンドとベースを含めると13.3kgとなる。
■ 106 LCR
4ウェイ、5スピーカータイプ。センタースピーカーとしての使用を想定しており、2Kドライバーアレイは90度回転可能なタイプを採用。より柔軟な設置が行なえるという。
能率は85dB。再生周波数帯域は70Hz~20kHz。スタンド部を含めた外形寸法は560×196×237mm(幅×奥行き×高さ)。スタンドを含む重量は10.3kgとなっている。
■ 120
最大330Wのパワーアンプを内蔵したアクティブ・サブウーファ。フラットな筐体デザインを採用し、ソファやベッドの下などに設置できるのが特徴。付属のブラケットで壁掛けにも対応している。外形寸法は500×142mm(直径×高さ)。重量は15kg。
□リンジャパンのホームページ
(2005年6月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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