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キヤノン、SEDの研究/開発拠点を平塚市に開設 -研究/開発/生産設備を集約し、SED実用化へ
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2004年9月のSED発表会に展示された36型SEDディスプレイ |
キヤノン株式会社は、次世代薄型ディスプレイ「SED」の研究開発施設を神奈川県平塚市に開設することを明らかにした。
同社では現在も平塚事業所にてSEDの研究開発を進めているが、研究/開発体制を強化するために、現在の平塚事業所の約300m北部の敷地を西松建設より譲り受け、新拠点を開発する。
新拠点の名称はキヤノン株式会社 平塚第二事業所(仮)。敷地面積は29,826m2、建物は4階建ての研究開発棟2棟などで、延床面積は約45,600m2。投資額は約208億円で、従業員数は約150人。2006年7月からの稼働開始を目指す。
新拠点では量産に向けた研究開発と、生産技術力の強化が行われる予定。隣接する平塚事業所ではSEDに関する基礎技術の研究、同じく隣接するSED株式会社では、SEDパネルを生産し、近接する2つの拠点と共同で、SEDの実用化に向けた体制を整備する。
なお、SEDパネルの生産については、2007年1月から東芝の姫路工場での本格量産が予定されている。
□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://web.canon.jp/pressrelease/2005/p2005aug22.html
□関連記事
【8月9日】東芝、経営方針説明会を開催
-SEDは8月から作り貯め。下期にCell関連の生産開始
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【2004年9月14日】キヤノンと東芝、SED方式の新薄型ディスプレイ事業を共同立ち上げ
-来年8月からフルHDパネルを生産。36型SEDテレビを初披露
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040914/sed.htm
(2005年8月22日)
[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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