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株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、同社アンプやプレーヤーと、B&Wのスピーカーをセットで販売する「Music Dialog」シリーズのエントリーモデルを9月下旬より順次発売する。 セット価格はCDプレーヤーを含む「Music Dialog Invitation」が109,200円、CD/MDデッキを含む「Music Dialog Invitation CD/MD」が123,900円で、単品で購入した場合との価格差はない。 「Music Dialog Invitation」は、9月下旬発売のプリメインアンプ「PM4001」(29,400円)と、既発売のブックシェルフ型スピーカー「DM600S3」(50,400円)、CDプレーヤー「CD5001」(29,400円)のセット。また、「Music Dialog Invitation CD/MD」は、同アンプとスピーカーに、2001年5月発売のCD/MDデッキ「CM6200」(65,100円)を加えたセット。 カラーはいずれのセットもゴールドとブラックを用意するが、CM6200のブラックは10月発売のため、これを含むセットも10月発売となる。それ以外のセットは9月下旬に発売する。 Music Dialogシリーズは、「安価で音が出るだけのシステムでは満足できない、マニアではないけれども良い音が聴きたい、というニーズに応えるべく提案するシリーズ」としており、「Invitation」は、ミニコンポとは違う単品コンポに興味を持ったユーザーのファーストステップとしても推奨している。アンプのリモコンで、プレーヤーの基本操作も行なえる。 PM4001は、定格出力40W×2ch(8Ω)のプリメインアンプ。同社の上位モデルと同様にプリアンプ、パワーアンプ、トーンコントロールアンプを独立構成とした。パワーアンプは完全ディスクリート構成として安定性を高めたほか、トーンコントロールもアクティブフィルタ型としてセンターレベルでの完全フラット特性を達成したという。外形寸法は440×341×117mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.6kg。リモコン(RC4001)も付属。
CD5001は、PM4001とマッチするデザインというCDプレーヤー。フロントパネルにアルミ押し出し材を採用して高級感を高めている。音楽CDのほか、CD-R/RWの再生に対応する。 オーディオDACにはCirrus Logic製の「CS4392」を搭載する。周波数特性は2Hz~20kHz、ダイナミックレンジは100dB以上、S/N比は110dB、チャンネルセパレーションは100dB。外形寸法は440×286×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.0kg。 CM6200は、MDLP録音に対応するCD/MDデッキ。32bit ATRAC DSP搭載のデジタル処理回路を備える。曲のイメージに合わせて音質を3段階に調整できる「ビット・アロケーション」機能や、録音レベルを自動でMDに最適化するダビング機能などを搭載する。外形寸法は440×316×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.7kg。 600S3は、130mm径ミッド/ウーファと25mm径ツィータで構成するバスレフ型の2ウェイ2スピーカー。ミッド/ウーファはケブラーコーンで、ツィータはNautilusチューブ付きのメタルドームを使用する。再生周波数帯域は55Hz~42kHz(-6dB)、出力音圧レベルは88dB。インピーダンスは8Ωで、最低3Ωとしている。外形寸法は175×286×219mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg(1本)となっている。 □マランツのホームページ (2005年8月23日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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