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また、発売記念キャンペーンとして2005年12月29日出荷分までの期間限定で、スタンド付きスプリングローラータイプの80型ワイドスクリーンをセットにした、セットモデル「EMP-TWD1SP」も発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格はEMP-TWD1と同じ程度の見込みで、実質的なスクリーンプレゼントキャンペーンとなっている。 EMP-TWD1は、液晶プロジェクタに日本ビクター株式会社製のDVDプレーヤーと高音質DDスピーカーを一体にした製品。同社では、「ケーブル配線などのセットアップ作業を不要とし、『いつでも』、『どこでも』、『誰にでも』使える『簡単さ』、『手軽さ』を追求し、ホームプロジェクター市場の裾野をさらに広げる」としている。
また、電源ケーブルだけで設置を完了し、電源を入れてDVDディスクを入れるだけで即大画面シアターを楽しめる手軽さを、「電源→DVD→ドーン」というキーワードで、訴求していく。本体デザインも、「コンテンツのもつ感動を余すことなく再現し、そのような視聴空間に調和するデザインにこだわった」というホワイトボディの「キューブスタイル」となっている。
レンズは1.5倍ズームレンズで、2.6mで100型の投写が可能。さらに、上下最大2画面分、左右最大1.5画面分のシフト幅のレンズシフト機能も装備しているほか、タテ台形歪み補正(±15°)も備えている。
画質面では、最適なカラーバランスを光学的に調整するという、同社独自の「エプソンシネマフィルタ」や、様々な視聴環境に合わせて色調と輝度を最適化したという、「ダイナミックモード」、「リビングモード」、「シアターモード」、「シアター・ブラックモード」の4種類のプリセットモードを備える。カラーモードを選択することにより、内蔵されているエプソンシネマフィルタのオン・オフ、ランプの出力などを自動調整する。 DVDプレーヤーー部は、日本ビクター製で「デジタルダイレクトプログレッシブ回路」を搭載。ドルビーデジタル、DTSのデコーダを内蔵している。また、DVDビデオ(DVD-R/RWにも対応)のほか、音楽CDやCD-Rなどに保存されたMP3やWMAの再生にもた対応しており、オーディオプレーヤーとしても使用できる。 プロジェクタランプの制御も自動的に行ない、音楽再生時には消灯する。さらに、ディスクに静止画像が保存されている場合は、1枚の画像を3秒間隔でスライドショー再生する機能もある。
内蔵するステレオスピーカーも、日本ビクターの「DDスピーカー」(DIRECT DRIVE STICK SPEAKER)を採用。10WのDDスピーカー2個を、外向きに配置し、「広い指向特性を活かしながら、音質を損なうことなく、広がりのある音響性能を実現した」という。
操作系も、DVDプレーヤーの操作やボリューム調整など操作の種類に応じて異なるボタンサイズを採用したほか、全てのボタン表記を日本語にするなど、初めて操作する人に配慮している。ディスク再生状態などを表示するディスプレイも装備し、リモコンや本体操作パネルの操作に応じて表示する明るさを切り替える機能も備えている。 そのほかの機能として、「ブレイクボタン」を押すことにより、映像と音声を一時停止し、白い画面を投写し照明機器の代わりとする機能や、10秒前から再生する「プレイバック機能」、10分~150分までのスリープ機能 も装備。シアタールームではなく、リビングなど生活空間での使い勝手が考えられている。
入力端子としてS映像とコンポジットを1系統、アナログ音声を2系統装備。出力端子として、ヘッドフォン、サブウーファ出力、光デジタル音声出力を備えている。付属のリモコンは蓄光式となっている。外形寸法は340×310×180mm、重量は約7.0kg。消費電力は230W。
□エプソンのホームページ (2005年9月7日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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