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エプソン、ホームシアタープロジェクタの発表会を開催
-イメージキャラクタの柴咲コウさんも駆けつける


イメージキャラクタは柴咲コウさん続投。TWD1には柴咲さんのお墨付きシールが貼られた

9月7日開催


セイコーエプソン株式会社 取締役映像機器事業部長 内田健治氏
 セイコーエプソン株式会社は7日、ホームシアター液晶プロジェクタ「dreamio」の新製品、「EMP-TWD1」と「EMP-TW600」の発表会を開催した。

 冒頭に、セイコーエプソン株式会社 取締役映像機器事業部長 内田健治氏は、プロジェクタ市場の概況を説明した。

 「プロジェクタのホームとビジネスを合わせた世界市場は、2008年まで平均で20%成長すると予測されており、2005年は前年より23%伸びるとされていた。しかし、2005年度の第1四半期の実績は全体で7%、ホームで15%と当初の予想より、大幅に伸びが鈍化した。今年は各メーカーとも、新製品を下半期に投入を予定しているので、下半期は盛り返すと思っているが、もう1つ理由があるのではないか推測している」と、プロジェクタ市場が伸び悩んでいることを指摘した。

プロジェクタ世界市場規模予測 2005年度第1四半期度実績

 原因として、「液晶、プラズマの価格が大幅に下がってきて、その影響が出ている。しかし、大型TVとプロジェクタは多少は重なる部分があっても、並存すると考えてきた。この考えは今も変わっていないが、伸び悩んでいるということは、液晶プロジェクタでやるべきことがやれていないということ」と反省点を語った。

 「エプソンの調査では、プロジェクタの存在を知らない、あるいは興味がないという人が約7割もいる。プロジェクタは、見るまでにやらなければいけないことがたくさんあり、面倒だという意見も多い。この7割の潜在層を掘り起こさないと、今後大きな伸びはないということで、今回の製品を投入した」とTWD1の発売意図を説明した。

 なお、今まで、TW200HとTW500をミドルとハイエンドとして展開してきたが、今回TW600に統合されたことについては、「TW500と同等かそれ以上の性能が、TW200Hクラスのコストでできるようになったということで、TW200HとTW500を統合して、TW600を発表した」という。

 同社では、「今後1年間をこの3ラインナップで展開し、現在のシェア15%を、1年後にシェア20%を目標とする」宣言した。

TW600、TW20、TWD1の3機種で、シェア20%達成を目指す

エプソン販売株式会社 代表取締役社長 真道昌良氏
 エプソン販売株式会社 代表取締役社長 真道昌良氏は、日本国内のプロジェクタ市場については説明。「720pが市場をひっぱているので、このジャンルへの取り組みは重要であるが、480pがなぜ伸びないのかが問題だ」と指摘。

 「日本ではエプソンが51%のシェアを占めており、トップメーカーとして、未開拓の潜在需要をTWD1で掘り起こすことが重要。このマーケットこそ、大いに期待が持てる」とした。

 また、エプソンで行なったアンケート結果を公開。ホームプロジェクタに、70%以上の人が興味がないという回答だったという。「DVDプレーヤーは720万台売れているのに、プロジェクタは7万台。1%にも満たない。潜在ユーザーに、本当のホームシアターを楽しんでいただくのが、TWD1だ」と期待を込めた。

 なお、9月21日から開催される「A&Vフェスタ2005」に展示するほか、店頭イベントも250店舗で行なうなど、販促に力をいれる。


柴咲コウさん
柴咲コウさん
 また、イメージキャラクタには、「若い人だけでなく、シニア層にも隠れファンがたくさんいる」(真道昌良氏)という、柴咲コウさんを引き続き起用することも発表。

 10月6日よりTV-CMを展開する。発表会には柴咲コウも駆けつけた。

発表会会場ではTV-CMも流された

 柴咲コウさんは、実際にTDW1を使ってみた感想を「本当に簡単で、リモコンも、いっぱいボタンがあってどれがどれだかわからないものがありますが、これは一目瞭然。CMどおり、電源入れてDVD入れたら、ドーンと映画が始まるな感じです」と話した。

 また、デザインについても、「今までのdreamioもすごくカワイかったのですが、よりシンプルになって白くなって、どこに置いても馴染む感じです。自分の部屋は、あまり面白みのない部屋で、特にこだわりもなく、あまり大きな家具も置いてないのですが、こういうシンプルなデザインなら、馴染みそうです」と気に入った様子だった。

 柴咲コウさんにお気に入りになったということこで、TWD1には柴咲さんの手で、「お墨付きラベル」が貼り付けられた。

柴咲さんの手で、TWD1に「お墨付きラベル」が貼り付けられた

 TWD1に似合う映画を聞かれた柴咲さんは、「オードリーのモノクロ映画をさっき観せてもらって、モノクロやセピアの映画がいい雰囲気だと感じました。アクションホラー映画も好きなので、一人だと怖いので、みんなで観たいです」とのこと。

 最後に「私は映画館が好きですが、映画館の魅力とは別に、おうちで気軽に映画館並みの迫力を求める方も多いと思うので、そんな人にピッタリ。これだったら簡単に設置できますし、すぐにおうちシアターが実現できると思います」とPRして締めくくった。

現在、柴咲さんの主演映画「メゾン・ド・ヒミコ」が公開中。「海沿いの風景がいいので、このdreamioでも素敵な風景が楽しんでもらえるのではないかと思います。でも、まず映画館で観ていただいて、たくさんお客さんが入らないと、DVD化も怪しくなるので……」と、映画のPRも忘れなかった


□エプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2005/050907.htm
□関連記事
【9月7日】エプソン、D5パネル採用のHDMI搭載720pプロジェクタ
-新光学エンジンで、コントラスト比5,000:1
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050907/epson1.htm
【9月7日】エプソン、DVDプレーヤー内蔵液晶プロジェクタ
-「電源→DVD→ドーン!」。DDスピーカーも内蔵
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050907/epson2.htm

(2005年9月7日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


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DVDによるホームシアターの需要は高まっているが、 No.1メーカーとしてがんばっているが、まだまだ普及していない。 難しいという先入観があるようだ。 DVD鑑賞プロジェクターである オフィス用のプリンタでは柴崎コウを頼んできた。 Dreamioも、この名前に変わってから頼んできた。 今まで、貢献してきていただいた。 シニア層にも隠れファンがたくさんいる ●柴崎 本当に簡単で、リモコンってボタンがいっぱいあって、わからなくなることもあるので。 今までのDreamioもカワイイデザインで、よりシンプルになっていいです。 あんまり大きな家具を置いていないので、いいかなと思います。 モノクロだったりセピアだったりするのものが、すごく雰囲気があっていい。 アクションふぉらー映画も好きなので、苦手なんですけど、 みんなで見るのは好きです。 本当に簡単で、リモコンを見ていただければ分かるんですけど、すごく操作が簡単なのです。いっぱいボタンがあってどれがどれだか分からないものってあるじゃないですか。でもこれは一目瞭然で、カタチもシンプルで素敵だなあと思いました。CMどおり、電源入れてDVD入れたら、ドーンと映画が始まる……、そんな感じです。 ――デザインはどうでしょうか。 柴咲さん: 前回の(ドリーミオの)カタチもすごくかわいいものだったのですけど、よりシンプルになって白くなって、どこに置いても馴染む感じがいいですね。 ――柴咲さんの部屋の雰囲気を教えてください。 柴咲さん: あまり面白みのない部屋ですよ。特にこだわりもないですしね。あまり大きな家具も置いてないので、こういった(プロジェクターのような)機械を置くと目立つじゃないですか。でもこういう(シンプルな)デザインなら、馴染んでいいかもしれませんね。 新ドリーミオでどんな映画を観たいですか? 柴咲さん: さっき(待ち時間に)観せてもらったのはオードリー(ヘプバーン)のモノクロ映画。モノクロやセピアの映画がいい感じでした。すごく雰囲気があって、おうちでオシャレな気分を味わえる。アクションホラー映画も好きなので、ちょっと勇気を振り絞って観るのもいいんじゃないでしょうかね。一人ではちょっと怖いので、みんなで観たいですね。 ――現在公開中の柴咲さん主演映画「メゾン・ド・ヒミコ」のエピソードを。 柴咲さん: 静岡県で撮影をしまして、海沿いの風景がいいのですが、新型ドリーミオで観ても素敵な風景が楽しんでもらえるのではないかと……。あ、でも映画館でまず観ていただいて、DVD化されたら何度でも観てもらえたらうれしいです。ほら、たくさん(映画館に)お客さんが入らないと、DVD化も怪しくなるので(笑)。 ――“おうちシアター”は今後増えると思いますか? 柴咲さん: 私は映画館が好きで、映画館の魅力というのはあると思うんですけど、それとは別におうちで気軽に映画館並みの迫力を求める方も多いと思うので、そんな人にピッタリだと思います。  ワタシの部屋ってあまり広くないんですけど、これだったら簡単に設置できますし、すぐに“おうちシアター”が実現できると思うので、ぜひ皆さんもよろしかったらどうぞ。 最後に、太鼓判を捺した柴咲さんからドリーミオに“お墨付きラベル”が貼られた --------------------------------------------------------------------------------  「DVDマーケットが急拡大しているのに、それを鑑賞するプロジェクターは爆発的な販売には至っていない。その理由で聞かれるのが『難しい』『めんどう』という声。それに応えたのが今回の新製品。EMP-TWD1は端的に述べると“DVD鑑賞プロジェクター”。配線が不要ですぐに映画を観られる。イメージキャラクターには、従来に引き続き柴咲コウさんに務めてもらい、彼女の力も借りて新コンセプトを世に問うていきたい」(エプソン販売の真道昌良社長) セイコーエプソン株式会社取締役映像機器事業部長 内田健治 エプソン プロジェクタのホームとビジネスをあわせた世界市場の予測。2008年まで平均で20%成長する。2005年は前年より23%伸びると予測していた。しかし、2005年度の第1四半期の実績は、全体で7%、ホームで15%と当初の予想より、大幅に伸びが鈍化している。各メーカーとも、新製品を下半期に投入を予定しているので、下半期は盛り返すと思っているが、もう1つ理由があるのではないか推測している  液晶、プラズマの価格が大幅に下がってきて、その影響がでている。大型のテレビとプロジェクタは多少かなる部分はあって、並存すると考えてきた。この考えは今も変わっていないが、液晶プロジェクタでやるべきことがやれていないという気がしている。  存在をしならい、あるいは興味がないという人が約7割いる。面倒だという意見も多い。プロジェクタは、見るまでにやらなければいけないことがたくさんある。  7割ぐらいいる潜在層を掘り起こすと、今後大きな伸びはないということで、今回の製品を投入した。今まで、TW200HとTW500をミドルとハイエンドとして展開してきた。 TW500と同等かそれ以上の性能が、TW200Hクラスのコストでできるようになった。ということで、TW200HとTW500を統合して、TW600を発表した。  今後1年間、この3ラインナップで展開し、1年後にシェア20%を目標とする。 現在のシェアは15%だが、 エプソン販売株式会社 代表取締役社長 真道昌良 日本国内 720pが市場をひっぱているので、この取り組みは重要である。 しかし、480pがなぜ伸びないのか? 日本ではエプソンが51%のシェア。 トップメーカーとして、未開拓の潜在需要をTWD1で掘り起こす。 このマーケットこそ、大いに期待がもてる。 70%以上の人が興味がない。 そもそもしない人と、導入するのに障壁を感じている DVDプレーヤーは720万台売れているのに、プロジェクタは7万台。1%にも満たない。 手軽に楽しみたいという人が多い。設置収納に便利じゃない。 潜在ユーザーに、本当のホーンシアターを楽しんでいただくのが、TWD1だ。 9月21日から開催される「A&Vフェスタ2005」に展示する