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ソニー、2.4GHz帯を用いたワイヤレスヘッドフォン
-サラウンドデコーダ搭載。XDロングストローク振動板採用


MDR-DS6000

10月10日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、2.4GHz帯を利用したワイヤレスヘッドフォン2機種を10月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、ドルビーデジタルなどのデコーダを搭載する「MDR-DS6000」が3万円前後、サラウンドデコーダを搭載しない「MDR-RF5000K」が2万円前後の見込み。

 いずれも2.4GHz帯のデジタル無線伝送を用いたヘッドフォンシステムで、密閉型ヘッドフォンと、スタンドを兼ねた送信ユニットで構成する。送信ユニットとヘッドフォンの間に人や壁など(鉄筋コンクリートや金属製以外)の遮蔽物があっても音が届くほか、赤外線方式とは異なり、プラズマテレビの光の影響を受けない。16bitの非圧縮デジタル伝送を採用している。

 MDR-DS6000は、送信ユニット部にドルビーデジタル/DTS/AAC/ドルビープロロジックII対応デコーダを搭載。手軽に立体的な音場効果を得られるというバーチャル5.1chサラウンドシステムも採用する。また、CINEMA/MUSICのエフェクト機能も備える。

 ドライバには、最大音圧レベルを高める「ロングストローク振動版」を採用した40mm径の「XDロングストロークドライバーユニット」を搭載した。

MDR-RF5000K

 MDR-RF5000Kは、同じく40mm径ユニットを搭載するが、XDロングストロークドライバは搭載しないほか、バーチャル5.1chサラウンドシステムや、エフェクト機能、デコーダも備えていない。

 そのほかの機能はほぼ共通で、ヘッドフォンは、再生周波数帯域が12Hz~22kHz。電源は専用のニッケル水素電池1本または単3電池2本で、連続再生時間は付属電池使用時が約7時間、同社製アルカリ電池使用時が約5時間。充電はヘッドフォンを送信ユニットにセットすれば開始する。電池を含む重量は約360g。

 送信ユニットは、送信伝送帯域が12Hz~22kHz、無線到達距離は約30m。入力端子は光デジタル、ステレオピンジャックを各1系統備える。出力端子は光デジタルを1系統搭載する。外形寸法は共通で約182×182×38mm(幅×奥行き×高さ)、重量はMDR-DS6000が約335g、MDR-RF5000Kが約320g。

 両モデルともに、別売で増設用ヘッドフォンも同時発売。MDR-DS6000用の「MDR-RF6000」と、MDR-RF5000K用の「MDR-RF5000」を用意する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200509/05-0907/
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(2005年9月7日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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