|
日本ビクター株式会社は、スピーカーシステム「SX-Lシリーズ」の新製品2モデルを10月1日より順次発売する。発売日と1本の価格は、3ウェイ4スピーカーのトールボーイ型「SX-LT55MK2」が99,750円で11月10日発売、2ウェイ3スピーカーの「SX-LC33MK2」が48,300円で10月1日発売となる。 ■ SX-LT55MK2 2002年12月発売の「SX-LT55」の後継モデル。14.5cm径のアルミオブリコーンを低域に1基、中低域に2基と、1.9cm径の純金プレーティング・アルミドームツィータ1基を採用する、トールボーイ型の3ウェイ4スピーカー。ドライバにはネオジウムマグネットとフェライトマグネットを併用したことで磁束密度を「SX-LT55」に比べ約10%強化し、低音から中低音の再生能力を向上させた。 また、エンクロージャの表面材を従来の塩化ビニールからパルプシートに変更し、剛性を約10%向上した。「環境に配慮するとともに、自然な響きと、立ち上がりの良い明るく伸びやかな音色などを実現し、定評のある突き板仕上げと同等の表現力を実現した」としている。 高域の共振を分散させるオブリコーンの音響特性に加え、軽量で振動ロスの少ない「EPDM フォームラバーエッジ」の採用と磁気回路により、「ダイナミックでクリアな音楽再生を実現した」という。 ツイータを2基のウーファが上下から挟み、ボイスコイルが近づくように配置してそれぞれの干渉を防ぐ「オブリークオムニアレイ」方式も採用している。再生周波数帯域は32Hz~80kHz。最大入力は150W、インピーダンスは6Ω。 エンクロージャはバスレフ型だが、中低域ユニットとウーファのチューニング周波数をずらし、2つのバスレフ低音を合成する「スタガード・バスレフ方式」になっている。1本の外形寸法は300×345×1,029mm(幅×奥行き×高さ)。重量は22kg。 ■ SX-LC33MK2
2月発売の「SX-LC33」の後継モデルで、SX-LT55と同様に、エンクロージャの表面材をパルプシートに変更している。 14.5cm径のアルミオブリコーンウーファ2基と、1.9cm径純金プレーティング・アルミドームツィータ1基の2ウェイ3スピーカーで、オブリークオムニアレイ方式も採用している。再生周波数帯域は52Hz~80kHz。最大入力は120W、インピーダンスは6Ω。 1本の外形寸法は150×293×416mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8kg。縦置き/横置きに対応し、オプションで既発売の縦置き用スタンド「LS-M1」(31,500円・2台)と、横置き用の「ST-10X」(10,290円・1台)が利用できる。
□日本ビクターのホームページ (2005年9月16日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|