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カノープス株式会社は、HDV対応ビデオ編集ソフト「EDIUS Pro 3」および「EDIUS for HDV」において、HDV形式のファイル出力を2倍以上高速化するという機能強化ソフト「EDIUS Power Up Kit Speed Encoder for HDV」を9月下旬に発売する。 直販サイトでの取り扱いとなっており、既に販売を開始している。直販価格は18,900円。EDIUS Pro 3 Ver.3.5以上、もしくはEDIUS 3 for HDVが必要なほか、デュアルコアやデュアルCPU環境も必要となる。 HDV形式のファイル書き出し処理を高速化するソフトウェア。従来、編集した映像をHDV形式で出力すると、HDVの規格の特性上、高性能なPCであっても実時間の5倍前後の時間が必要だった。 しかし、「Speed Encoder」を追加することで、デュアルコアやデュアルCPUの処理能力を最大限に活用し、並列処理を行なうことで、追加前と比べ2倍以上の速度で出力できるようになるという。 このため、デュアルコアCPU、もしくはデュアルCPUの環境が必要となる。HT(ハイパースレッディング)のみ対応しているCPUでは高速化の効果はほとんど得られず、HTも搭載していないCPUでは高速化しない。 また、CPUの性能向上に伴って、機能が向上する「スケーラブルテクノロジー」を採用。変換速度はCPU性能の向上によって高速化するため、今後登場すると思われるデュアルコアCPUを複数搭載したPCでは、ほぼ実時間での変換も可能になるとしている。 対応するMPEG-2形式のエンコードは以下の通り。
□カノープスのホームページ
(2005年9月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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