ボーズ、NCヘッドフォン「QuietComfort2」をバージョンアップ －価格据置で音質を向上

10月20日発売 直販価格：41,790円

左が新モデルで、右が旧モデル

　2003年9月に発売したQuietComfort2のマイナーチェンジモデル。なお、旧QuietComfort2の販売は10月3日から停止され、10月20日以降は新モデルへと切り替わる。ただし、直営店では旧モデルの店頭在庫は10月3日から10月19日の間も販売する。同社は「新モデルの発売日や機能面の違いなどを説明して、了承していただいた上で旧モデルを販売する」としている。なお、旧バージョンから新バージョンへのアップデートサービスは用意していない。

　従来モデルとの外観的な違いはハウジング部のカラーがシャンパンゴールドから、シルバーに変更されたこと。また、音響面の改良により音楽再生時の音質がさらに向上しているという。

　ヘッドフォンの筐体は前モデルとほぼ同じで、密閉ダイナミック型を採用。搭載するマイクで外部の騒音を検出し、騒音と逆位相の音波をヘッドフォン内部で生成。外部の騒音を音響的に打ち消すことができる。

　音質と装着感、遮音性のバランスを考慮してイヤーカップの容量を設計。頭部を挟み込むクランプ圧を必要最低限に抑えることで、長時間の装着でも負担が少ないという。また、内部の空気をコントロールすることで、、豊かな低音を再生する独自の「トライポート」技術も採用している。

　消音機構とバッテリ部はハウジング内に一体化。電源は従来モデルと同様に単4電池1本を使用。しかし、電池寿命は従来の約35時間から約38時間へ3時間延びている。

　ケーブル長は178cmで着脱が可能。ケーブルを外してノイズキャンセリング機能のみを利用することもできる。入力端子はステレオミニ。ケーブルと電池を除いた重量は170g。キャリングバック、延長ケーブル(156cm)、標準プラグへの変換用プラグ、航空機内などで利用するデュアルプラグなどを同梱する。

ハウジング部を90度曲げて収納できる	キャリングバックが付属する

□ボーズのホームページ
http://www.bose.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.bose.co.jp/news/2005/100301.html
□直販サイト「ボーズ・エクスポート・インク」
http://www.bose-export.com/
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(2005年10月3日)

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