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株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、3月発売のプリメインアンプ「PM-15S1」と、1月発売の2chSACDプレーヤー「SA-15S1」のシルバーモデルを12月に発売する。価格は両モデルとも157,500円。 また、同社アンプやプレーヤーと、B&W製スピーカーをセットで販売する「Music Dialog」シリーズの新モデルとして、両モデルにB&Wのアルミ製スピーカー「XT4」(2本367,500円/11月発売)を組み合わせた「Music Dialog Platinum Supreme」も12月に発売する。価格は682,500円で、それぞれ単品で購入した場合との価格差はない。
Music Dialogシリーズでのシルバーモデル追加により、同社は「音質だけでなくインテリアに対するニーズにも対応できるラインナップになった」としている。 「SA-15S1」は、2004年7月に発売したプリメインアンプのフラッグシップモデル「PM-11S1」の技術を継承したというミドルレンジモデル。フロントデザインに「ニュープレミアムデザイン」を採用。ブルーのイルミネーションを装備する。 定格出力は75W×2ch(8Ω時)、125W×2ch(4Ω時)。増幅部には、11S1に採用された「HDAM SA2」を搭載する。パワーアンプ部は、ボルテージアンプ(電圧増幅回路)とパワーバッファアンプ(電力増幅回路)の2アンプ構成。 最大4台(8チャンネル)のPM-15S1を接続できる「F.C.B.S.(フローティングコントロールバスシステム)」を搭載。バイアンプやマルチチャンネルシステムなどに対応できる。 SA-15S1は、ステレオ再生専用のSACD/CDプレーヤー。PM-15S1同様、ニュー・プレミアム・デザインを採用。D/Aコンバータにはシーラスロジック製の「CS4397」を搭載する。 パワートランスには、充填材を封入したシールドケース入りOFC巻き線タイプを採用。オーディオ用の電源回路はデジタル部、アナログ部、サーボ部の各電源回路から独立しており、相互干渉を排除している。また、ディスプレイにはノイズを発生しにくい液晶タイプを使用。 ダイナミックレンジはSACDが111dB、CDが100dB以上。出力端子はアナログアンバランスと、同軸デジタル、光デジタルを各1系統用意。なお、デジタル出力はCDのみ利用でき、出力回路では高精度クロックによるリクロックでジッタを低減。アナログ出力時には出力をOFFにする機能も備えている。また、内部で完全ディスクリート構成されたヘッドフォン出力も用意する。 XT4は、アルミ押し出し製のバスレフエンクロージャを採用したトールボーイ型で、ダブルウーファ仕様の3ウェイ4スピーカー。バスレフポート調整用プラグが付属しており、任意に低音域のバスレフ効果を調整できる。また、ポートはゴルフボール・テクノロジーを使用。風切り音を低減するフローポート仕様となっている。 ツイータは、ノーチラスシリーズの技術を踏襲しつつ、新たに設計されたアルミドーム・チューブローディング・ツイータを採用。50kHzまでの高域再生能力を持つ。ミッドレンジ/ウーファの振動板にはウォーブン・ケブラーコーンを採用している。 □マランツのホームページ (2005年11月4日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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