クラリオン、SDスロット搭載カーオーディオなど －1DIN CDレシーバのフラッグシップモデルも

4月中旬より順次発売 標準価格：13,125円～131,250円

サイズ	仕様	型番	価格	発売時期
2DIN	CD(MP3/WMA)レシーバ SDカードスロット ミュージックキャッチャー	DFZ665MC	44,100円	7月下旬
	CD/MDレシーバ	DMZ365	39,900円	4月中旬
		DMZ365BK (ブラックモデル)
		DMB165	36,750円
1DIN	CDレシーバ	DRZ9255SE	131,250円	6月中旬
	DVD/CD(MP3/WMA)レシーバ	VXZ765	66,150円	4月中旬
	CD(MP3/WMA)レシーバ USBスロット	DB565USB	21,000円	7月下旬
	CD(MP3/WMA)レシーバ	DXZ365MP	21,000円	4月中旬
	CDレシーバ	DB265	13,125円
		DB265S (シルバーモデル)

DFZ665MC

　2DINサイズのCDレシーバ。本体にフラッシュメモリを内蔵し、CDを再生すると自動で録音される「ミュージックキャッチャーII」を搭載。メモリ容量やフォーマットは非公開だが、「4倍速で最大CD13枚分の録音が可能」としている。

　音楽CDのほか、MP3/WMAを記録したCD-R/RWの再生にも対応。また、SDメモリーカードスロットを備え、最大512曲までのMP3/WMA再生が可能。さらに、前面にステレオミニの入力端子を備え、ポータブルプレーヤーとの接続も可能となっている。そのほか、別売の専用アダプタ「EA1251A」(12,600円)を介してのiPodとの連携も行なえる。

　車種やシート位置によるリスニングポジションの設定が可能で、「COMPACT」、「SEDAN」、「1BOX」の3パターンと、「Front Left」、「Front Right」、「Rear」と組み合わせる。そのほか、スピーカーの種類に合わせて高/低域の強調を行なう3種のイコライジングも設定可能となっている。

　ディスプレイには、728色の表示が可能なLEDのイルミネーションを搭載。アクリルキーを均一に発行させる「LEDリフレクト技法-III」により、グラデーションと照明の奥行き感を生み出すという。

□ニュースリリース
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index330.cfm

DMZ365

　2DINサイズのCD/MDレシーバ。前面にステレオミニ入力を備え、ポータブルプレーヤーとの接続が可能。また、別売アダプタ「EA1251A」によるiPod連携にも対応する。なお、「ミュージックキャッチャーII」やSDメモリーカードスロットは非搭載。また、WMAやMP3再生にも対応しない。

　イコライザはB-BOOST/IMPACT/EXCITEから選択可能で、各パターンのゲインも設定できる。ただし、リスニングポジションの設定には対応しない。

　DFZ665MCと同様、ディスプレイには728色の表示が可能なLEDのイルミネーションを搭載。「LEDリフレクト技法-III」も採用している。

前面にステレオミニ入力を搭載	ブラックモデルのDMZ365BK

□ニュースリリース
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index331.cfm

DMB165

　2DINサイズCD/MDレシーバのエントリーモデル。MP3/WMA再生には対応しないほか、前面に外部入力やカードスロットなどは備えていない。

　STADIUM/HALL/CLUB/CHURCH/L-ROOMのDSP音場パターンを用意。また、走行中のノイズにより聞こえにくくなるという50Hz～60Hz付近の超低域をブーストする「Magna Bass EX」を搭載する。前面パネルはアクリルで、ブルーのLEDを搭載する。

□ニュースリリース
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index332.cfm

DRZ9255SE

　1DIN CDレシーバのフラッグシップモデル。2004年発売の「DRZ9255」の音質面をブラッシュアップした後継モデルで、電流/電圧変換回路に低歪みと低ノイズ特性を備えた「超高速スルーレートオペアンプ」を新たに搭載した。

　また、DRZ9255と同様に「96kHzハイサンプリングコンバート機能」を搭載し、「リアルで鮮度感のある高音再生を実現した」としている。DAコンバータは24bit/192kHz。電子ボリュームにはバーブラウン製の最高級ICを採用し、0.5dBステップのボリュームコントロールが行なえる。

　DSP部は、最大8ch、約7mm/0.02秒単位での独立アライメントが可能。左右独立の5バンドパラメトリックEQや、4WAYデジタルクロスオーバーネットワークも採用する。クロスオーバーは「マルチモード」(HIGH/MID/LOW/SUB-WOOFER)、「スタンダードモード」(フロント2WAY/リア1WAY/SUB-WOOFER)、「ダイレクトモード」(フロント/リア/NON-FADER)から選択できる。8chのRCAプリ出力ケーブルには、銀コーティングを施した編組シールド付きの6N無酸素銅を採用している。

□ニュースリリース
http://www.clarion.co.jp/news/060314_3/index.cfm
□関連記事
【2004年5月6日】クラリオン、原音再生にこだわった1DIN CDセンターユニット
－96kHzハイサンプリング、外付け電源、6Nケーブルなど採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040506/clarion1.htm

　5.1chサラウンドプロセッサーを内蔵し、テレビモニターやスピーカーと組み合わせてカーシアターシステムを実現可能な1DINレシーバ。2005年5月に発売された「VXZ755」の後継モデルとなる。

VXZ765	4月発売予定のテレビチューナ内蔵ディスプレイ「TSZ860」(価格未定)と組み合わせて展示されていた

　DVDプレーヤー部はDVDビデオやビデオCD、音楽CD、MP3/WMAを記録したCD-R/RWなどの再生に対応。24bit DACを搭載し、VXZ755と同様に52W×4chのMOS-FETアンプを内蔵するが、VXZ755に比べ低域を強調するように設計を変更したという。

　さらに、リアシートに別途接続したモニターで、フロントシートとは別の映像を表示させる「リア席2ゾーン」も搭載した。別売アダプタ「EA1251A」によるiPod連携にも対応。リモコンが付属する。

□ニュースリリース
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index333.cfm
□関連記事
【2005年2月14日】クラリオン、DVDセンターユニットなど「ADDZEST」新モデル
－センターユニット5モデルや120kHz対応スピーカーなど
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050214/clarion.htm

　いずれも1DINのCDレシーバで、MP3/WMAを記録したCD-R/RWの再生もサポート。DB565USBは前面にUSBコネクタを備え、USBフラッシュメモリや、USBストレージクラス対応のポータブルオーディオ内の楽曲が再生可能。なお、コネクタには直接USBメモリを接続することも可能だが、同社では安全面からUSBケーブルを用いた接続を推奨している。4ch音声出力や、2chの音声入力も搭載する。

　DXZ365MPは、MP3/WMAを記録したCD-R/RWに対応するが、USBコネクタは非搭載。別売アダプタ「EA1251A」によるiPod連携に対応する。 　

DB565USB	DXZ365MP

　DB265/265Sは、エントリーモデルの1DIN CDレシーバ。照明にはアンバー/レッドのカラーを採用している。いずれの機種も、走行中のノイズ対策として、50Hz～60Hz付近の超低域をブーストする「Magna Bass EX」を搭載。また、低域を強調させた3種のイコライザも備える。

DB265	DB265S

□ニュースリリース(DB565USB)
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index334.cfm
□ニュースリリース(DXZ365MP)
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index335.cfm
□ニュースリリース(DB265/265S)
http://www.clarion.co.jp/news/060314_2/index336.cfm

□クラリオンのホームページ
http://www.clarion.co.jp/
□関連記事
【3月15日】クラリオン、iPodビデオ再生対応HDDカーナビ
－別売チューナで地デジ受信にも対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060314/clarion1.htm
【3月15日】クラリオン、車載製品ブランド「Clarion」立ち上げ
－ADDZESTからClarionへ統一。近藤真彦も応援
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060314/clarion2.htm
【2005年4月26日】クラリオン、AV・HDDナビの新モデル4機種
－アダプタでiPodと連携可能。タッチパネルで操作
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050426/clarion1.htm

(2006年3月15日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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