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オンキヨー株式会社は、エントリークラスのAVアンプとして初めて、独自のバーチャルサラウンド技術「Theater-Dimensional」を搭載した「TX-SA504」を5月20日に発売する。価格は50,400円。
定格出力100W×7ch、最大出力160W×7chの、7.1chAVアンプ。アナログの7.1ch入力端子を備えており、5月25日に発売される同社初のViiv対応PC「HDC-7」(オープンプライス/実売25万円前後)との組み合わせも想定。24bit/96kHzの楽曲配信サイト「e-onkyo music store」とも連携できる高品位な入力・再生を実現したという。 パルス性ノイズを除去する独自技術「VLSC」や、フロント/センタースピーカーだけでサラウンド再生が行なえる「Theater-Dimensional」も利用可能。映像と音声のズレを20msステップで補正できるAVシンク機能も備えている。 また、同社のiPod用RI Dock「DS-A1」の接続に対応。DS-A1に乗せたiPodを、TX-SA504のリモコンで制御できるほか、iPodの再生音にもVLSCを使用できる。 シャーシの見直しにより、剛性の強化と振動対策を行なったほか、インシュレータの形状にも工夫を凝らせたという。また、グランドラインに銅バスプレートを使用。インピーダンスを下げることでグランド電位の変動を抑制。ワイドレンジ化を実現する独自の「WRAT」回路技術も使用している。
24bit/192kHzのDACを搭載。デコーダはドルビーデジタルEX、DTS-ES、ドルビープロロジック IIx、AAC、DTS 96/24などに対応。ピュアオーディオモードや高域を補正するシネマフィルター機能、レイトナイト機能なども備えている。
SN比は100dB。映像入力はD4×3、コンポーネント×3、S映像×3、コンポジット×4。
映像出力はD4×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジット×2。音声入力は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ7.1ch×1。音声出力は光デジタル×1、アナログステレオ×2、サブウーファプリアウト×1。D4とコンポーネントは同時出力可能。外形寸法は435×377×151mm(幅×奥行き×高さ)。重量は10.2kg。
□オンキヨーのホームページ
(2006年4月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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