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株式会社日立製作所は、プラズマテレビ事業の強化に向け、富士通日立プラズマディスプレイ株式会社(FHP)の開発設計、調達、管理部門を10月を目処に統合する。
従来、FHPが行なっていたプラズマパネルの開発設計や、調達などを日立に統合することで、パネルからテレビ最終製品までのプラズマテレビ事業の垂直統合を図り、組織体制を一元化。市場競争力のある経営体制を目指す。 今後FHPは製造子会社と位置づけられ、コストや品質管理などのマネジメント徹底を図っていくという。 日立は、2005年4月に富士通からFHPの株式を取得し、連結子会社化。さらに、2006年4月には川崎市高津区の開発拠点を横浜市戸塚区に移転し、テレビ開発部門と同床化するなど、プラズマ事業の垂直統合を進めてきた。今回の開発部門の統合もその一環とし、「経営効率の向上とともに、薄型テレビ市場で競争優位を獲得し、業界トップポジションを目指す」としている。 □日立製作所のホームページ ( 2006年6月15日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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