インタービデオ、HDV入力に対応した「DVD Copy 5」 －WMV HD出力やiPod/PSPへの自動転送が可能

DVD Copy 5 Gold

6月30日発売 標準価格：7,140～14,700円

　インタービデオジャパン株式会社は、DVDダビングソフトの最新バージョン「DVD Copy 5 Platinum」と「DVD Copy 5 Gold」を6月30日より発売する。価格は、動画変換機能を強化したPlatinumの通常版が14,700円で、アップグレード/乗り換え版は10,479円。動画変換機能を限定したGoldは通常版のみで7,140円となる。対応OSはWindows XP。

　元になるディスクやイメージを選択、出力先のドライブを選択して、最後に変換フォーマットを選択する3ステップでDVDダビングを行なうソフト。CSSなど著作権保護のかかったDVDのダビングは行なえない。

メイン画面

　PlatinumとGold共通の機能として、DVDディスクからDVD-RなどのメディアへのDVDダビング機能を搭載。DVDレコーダで作成したDVD±VRディスクや、片面2層ディスクの読み込みに対応するほか、新たにHDVフォーマットの入力に対応した。ソニー製HDVカメラ「HDR-HC1」「HDR-HC3」「HDR-FX1」などから取り込んだ動画ファイルのインポートが行なえる。また、片面2層ディスクの内容を片面1層メディアへ収められるように再圧縮するトランスコード機能を備える。

　DVDメディア以外の動画ファイルへの変換機能は、WMVやDivX変換に加えて、HD解像度のWMV HDファイル出力が可能になった。

　その他のツールとして、イメージファイルの書き込みや、DVD±RWメディアの消去などが行なえる「ディスクツール」が付属する。

■　自動変換機能を強化したPlatinum

　Platinumでのみ、携帯電話用3GPP/3GPP2への変換や、iPod/PSP用のMPEG-4とMPEG-4/AVC(H.264)への変換が行なえる。また、DivX 6の備えるメニューや複数オーディオトラック、字幕などの新機能が利用できる「DivX Media」の作成も可能。

　新たに、iPod/PSP用に動画を変換した場合、変換完了後に自動で転送を行なえる「Copy To Go」モードを追加した。

　あらかじめ指定した時間に指定した動画ファイルの変換を行なう「スケジューラ機能」、時間とフォルダを指定して、フォルダ内の動画ファイルを変換する「フォルダ監視機能」などを備える。

　動画変換に利用するプロファイルのうち、MPEG-1/2/4、H.264については、プロファイルのカスタマイズが可能になった。また、H.264エンコードにかかる速度を高速化、前バージョンと比べると30%高速になったと言う。

　その他のツールとして、メディアのレーベル面に画像の書き込みが行なえる「LightScribe」対応ディスク用のラベル作成ツールや、HDDに保存されたイメージファイルをPC上から操作するための、仮想DVDドライブツールが付属する。

□インタービデオのホームページ
http://www.intervideo.co.jp/
□ニュースリリース(DVD Copy 5 Platinum)
http://www.intervideo.co.jp/company/pressroom/press/2006/060616.html
□ニュースリリース(DVD Copy 5 Gold)
http://www.intervideo.co.jp/company/pressroom/press/2006/060616a.html
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( 2006年6月16日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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