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ハンファ・ジャパンの展開する「DIGITAL COWBOY」は、HDDプレーヤーキット「MOVIE COWBOY」シリーズ最新モデルとして、WMV HD再生などが可能なネットワーク対応キット「DC-MC35UL2」を7月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。
MPEG-2/4などの動画再生機能を備えた3.5インチIDE HDD用ケース。HDDは付属せず、別途購入して取り付ける必要がある。 ネットワーク接続に対応しており、ネットワーク上のPCの共有フォルダ内の対応ファイルを直接再生できる。また、PCに専用ソフトをインストールすることで、ローカルドライブとしてファイルの読み書きが行なえるようになる「LAN HDD」機能を搭載。USB接続を行なわなくてもデータ転送が行なえる。 LAN HDD機能は前モデル「DC-MC35UL/N」と同様に、Ximeta製の「NDASテクノロジー」による独自プロトコルを採用する。1度にアクセス可能なクライアントは1ユーザーのみで、複数のPCからの同時アクセスは行なえない。対応OSはWindows 2000/XP。 LAN HDD機能に使用するソフトは前モデルと比べてバージョンが上がっており、転送速度が向上。最大3倍の速度向上を実現したとしている。なお、前モデルのDC-MC35UL/Nとは本体の構造が異なるため、ソフトのみ最新版を利用しても、ネットワーク速度は向上しない。
デコーダチップはSigma Designの「EM8621L」を搭載。対応ファイルフォーマットはMPEG-1/2及びDivX、XviDなど、DVDビデオ(IFO/ISO/VOB)のほか、新たにWMV9、WMV HD、MPEG-2 TS、MPEG-4ファイルの再生が可能になった。再生可能なビットレートは、MPEG-1/2が25Mbps、MPEG-4が10Mbps、WMV9が10Mbpsまでで、表示可能な解像度は1,920×1,080ドットまで。 音楽ファイルはMP3、WMA、OggVorbis、WAVEに加えてAACファイルの再生が可能になった。表示可能な静止画はJPEG、PNG、BMP。
映像出力端子は、コンポーネント、S映像、コンポジット、DVI-I(HDCP非対応)を各1系統。音声出力端子は、アナログ音声、光デジタル音声、同軸デジタル音声を各1系統ずつ装備。USB2.0端子はPC接続用とホスト接続用を備える。ホスト接続用端子には、USBメモリやUSB接続のHDDなどのストレージ機器が接続可能だが、同社ではサポートしない。筐体前面には各種操作が行なえるボタン類を装備する。 外形寸法は57×150×185mm(幅×奥行き×高さ)、縦置き用のスタンドやACアダプタを除いた重量は約564g。リモコンやAVケーブル、縦置き用のスタンドなどが付属する。
なお、同社では、DC-MC35UL、DC-MC35UL/Nユーザーを対象にした下取りキャンペーンを実施する。同社にこれら製品を送付することでDC-MC35UL2、または先月発売した「DC-MC50U2」を19,800円で購入できる。台数は2製品合わせて100台限定で、キャンペーン期間は7月21日~8月31日まで。応募には正常に動作するDC-MC35ULまたはDC-MC35UL/Nが必要なほか、付属品のリモコン、縦置きスタンド、ACアダプタ、電源ケーブルが揃っていることが条件となる。送料や手数料は無料。 □DIGITAL COWBOYのホームページ ( 2006年7月20日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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