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三菱電機株式会社は、ホームシアター用720p DLPプロジェクタの新モデル2機種を8月25日より順次発売する。上位モデルの「LVP-HC3100」は1,280×768ドット/DarkChip3パネルを搭載。下位モデル「LVP-HC1100」は1,280×720ドット/DarkChip2パネルを搭載する。価格はともにオープンプライス。 LVP-HC3100は9月8日より発売し、店頭予想価格は24万円前後。LVP-HC1100は8月25日より発売し、店頭予想価格は18万円前後の見込み。 ■ LVP-HC3100
新開発のDLPチップ「.65 WXGA DarkChip3」を搭載したDLPプロジェクタ。2005年11月発売の「LVP-HC3000」の後継モデルで、光学系などの基本設計を踏襲しながら、新DLPチップの搭載でコントラスト改善などを図った。 .65 WXGA DarkChip3は、0.65型1,280×768ドット(アスペクト比15:9)のDLPチップで、開口率やコントラストを向上させた。HC3100では同チップの採用により、従来モデルのコントラスト4,000:1から、4,500:1に強化した。輝度は1,000ルーメン。 カラーホイールは、色彩工学の標準となっている「標準光D65(色温度6,500K)」を忠実に再現できるという新開発のRGB/RGBの6セグメント構成。駆動速度はカラーブレイキングの目立ちにくい5倍速と、4倍速が選択できる。 レンズは光学1.2倍の手動ズームレンズで、100インチ(16:9)の最短投影距離は3.6m。開閉2段階の電動アイリスも搭載し、リモコンで開閉選択ができる。輝度を求めたいときは全開、シアター利用時には絞り利用などの使い分けが可能となっている。ランプ出力は200W。交換ランプ「VLT-HC910LP(29,400円)」が用意される。 12bitフローティングガンマ補正を搭載し、階調表現を改善。3パターンのガンマモードと2つのユーザーモードを用意する。新色彩アルゴリズムや処理能力向上により、中間階調を改善する「BrilliantColor」も搭載する。 入力端子は、HDMIとコンポーネント、S映像、コンポジット、RGB/コンポーネント兼用のD-Sub 15ピンを各1系統搭載。サービス用のRS-232CとUSB端子も備えている。 台形歪み補正機能なども装備。外形寸法は310×245×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3kg。消費電力は280W。新デザインの自照式リモコンが付属する。
■ LVP-HC1100
0.62型1,280×720ドット(16:9)のDarkChip2パネルを搭載したDLPプロジェクタ。 2005年9月に発売した「LVP-HC910J」(28万円)の後継モデルで、LVP-HC910の1,024×768ドットパネルから720pパネルに強化。さらに実売18万円と低価格を実現したエントリーモデルとなる。 コントラスト比は3,000:1、輝度は1,000ルーメン。カラーホイールは、6セグメントの4倍速駆動。レンズは光学1.2倍の手動ズームレンズで、100インチ(16:9)の最短投影距離は3.6m。ランプはHC3100と共通の200W。 BrilliantColorや12bitフローティングガンマ補正を搭載。LVP-HC910はHDCP対応DVI-D端子を備えていたが、HC1100ではHDMI入力に変更。そのほかのコンポーネント、S映像、コンポジット、RGB/コンポーネント兼用のD-Sub 15ピンを各1系統備えている。外形寸法は310×245×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3kg。消費電力は280W。
□三菱電機のホームページ ( 2006年8月22日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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