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ディスプレイサーチは25日、2006年第2四半期のプラズマテレビ市場調査結果を発表した。出荷数は前年比95%増の約220万台で、前期比は30%増となった。金額ベースでは、前期比23%増、前年同期比57%増の49億ドル。 テレビ市場全体に対するプラズマテレビの割合は数量ベースで前期の4%から5%に上昇。金額ベースでは、前期の18%から20%になった。地域別に見ると、中国以外の全ての地域で前期比20%増、前年同期比90%増を超える成長率を示した。 サイズ別では、42~43インチの割合が最も高いが、前期の78%から73%に低下した。割合が低下した理由として、同社では「37インチや50インチ超の製品が伸びているため」としている。50インチ超の製品が伸びたことで、出荷数全体の平均インチサイズは前期の43.4インチから43.7インチに拡大した。 また、HDパネル搭載の42~43インチ製品の出荷数が、EDパネル搭載の42インチ製品を初めて上回り、割合も前期の36%から43%まで上昇した。同社では「消費者のHD解像度への需要の高まりのほか、HD製品とED製品の価格差が縮まっているのが要因」としている。なお、プラズマテレビ全出荷数におけるHDパネル搭載製品の割合は、前期の56%から70%へと大きく増加した。 ブランド別のトップは松下電器で、前期の21.5%から28.3%へと更に出荷台数を伸ばした。2位はLG電子で17.1%。3位はSamsungの13.6%、4位はPhilipsで10.3%、5位は日立の7.4%。松下電器は日本、北米、欧州に加えて中国でもトップを獲得した。 松下電器の出荷数前期比成長率は71%と大幅な伸びを見せた。松下以外の上位4ブランドも、いずれも11~26%と2桁成長率を達成している。 □ディスプレイサーチのホームページ ( 2006年8月25日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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