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株式会社ロジクールは、iPodを装着可能なクレードル型スピーカー「AudioStation high-performance stereo system for iPod」(AS-100)を10月20日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は34,800円。カラーはブラック。
iPod用のDockコネクタを備えたクレードル型の2chスピーカーで、ステレオスピーカーの中央にiPodを装着可能。前面に光るタッチセンサー式操作パネルを搭載し、iPodの基本操作も行なえる。対応iPodは第4世代以降のiPodとiPod photo/mini/nano。ステレオミニ入力も備え、iPod以外のプレーヤーとも接続可能。 スピーカーは2.54cmソフトドームツイータと10.16cmロングスルー型ウーファの2ウェイ構成で、アンプはツイータ用(クラスAB)とウーファ用(クラスD)を備えたバイアンプ方式を採用。アンプ出力は80W(RMS)。周波数特性は36Hz~23kHz(±3dB)。
独自方式の3Dサウンドモードを搭載。BASS/TREBLEのマニュアル調整も行なえる。そのほか、AM/FMラジオも搭載し、スリープ機能なども備える。操作は、付属リモコンでも行なえる。 第5世代iPod用にS映像/コンポジットの映像出力端子も搭載。電源はACのみの据置き型で、iPodの充電も可能。外形寸法は406×108×184mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.54kg。
■ iPod Hi-FiやSoundDockに対抗、シェア5割へ
米LogitechオーディオBU プロダクトマーケティング バイスプレジデントのジェフ・ホラブ氏が、新製品やオーディオビジネスの戦略を説明。 同社は、2001年にPCスピーカーなどのlabtecを買収して以来、オーディオ部門の売上額を大幅に伸長。5年間でオーディオ関連のスタッフも3倍になり、開発用の音響設備の強化などにも注力。2年間で5.1ch PCスピーカー市場においてトップとなり、米国市場で80%以上のシェアを獲得したという。また、日本市場でも「PCやiPod/MP3プレーヤー向けオーディオ参入から2年以内でマーケットリーダーに成長した」としている。 ホラブ氏は「MM50(2005年10月発売)は、低価格というだけでなく、配置性や充電対応など消費者のニーズに答えたマーケティングの成功例。ポータビリティや価格で妥協せず、製品を拡大する」とした上で、「今回の製品でアップルのiPod Hi-FiやボーズのSoundDockのような“プレミアムセグメント”に参入し、マーケットの半分を取ることができるだろう」と自信を見せた。
□ロジクールのホームページ
(2006年9月5日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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