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三洋、コントラスト10,000:1の新720pプロジェクタ「LP-Z5」
-明るいリビングをシアター化する「ブリリアントシネマ」


10月20日発売

標準価格:294,000円


 三洋電機株式会社は、ホームシアター向け720p液晶プロジェクタ「LP-Z5」を10月20日に発売する。価格は294,000円。

 2005年10月に発売された「LP-Z4」の後継モデルで、0.7型/1,280×720ドットの液晶パネルを採用。電源ON/OFFと連動して開閉する電動スライド式レンズカバーなど、本体デザインもLP-Z4を踏襲している。

 レンズは光学2倍ズームレンズ(F2.0~F3.0)で、レンズシフト機能も搭載。シフト量は、上下最大3画面分(±1画面)、左右最大2画面分(±2分の1画面)。最小40型を約1.2m、最大200型を約9.2mから投写できる。ランプは145W UHP。

 ランプアイリスと光学絞りを動的に制御して、見かけ上のコントラストを向上させる「ツインアイリス」機構も、制御スピードと精度を向上。連動タイミングを改善した「<新>ツインアイリス」とした。さらに、ランプ光量のコントロールを行なうランプリアクトも追加し、ビビットモード時のコントラストはLP-Z4の7,000:1から、10,000:1まで向上した。輝度は1,100ルーメン。

 入力信号をデコーダからスケーラー、ガンマ制御まで12bit処理する「12bitデジタル映像演算処理IC」を搭載し、ディティール表現性能を高めている。任意の色を「色相・レベル・ガンマ」で調整可能できる3Dカラーマネジメント機能も搭載する。

 また、新たにリビングルームなどの明るい環境下でも映画を楽しめるという「ブリリアントシネマ」モードを用意。合計7モードのプリセットモードを備えているほか、ユーザーによる画質カスタマイズが可能なアドバンストモードも装備する。

 入力端子もHDMIを2系統に強化。そのほか、D4×1、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログRGB×1を装備。サービスポートや制御用のミニDIN(8ピン)なども備えている。

 動作ノイズは22dBA(ピュアシネマモード時)~27dBA(ダイナミックモード時)。消費電力は210W(待機時0.5W)。外形寸法は382×304.3×126.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg。自照式リモコンや、クリーニング用のブロアが付属する。

IFA 2006会場でLP-Z5(現地名PLV-Z5) 2系統のHDMI入力を装備する

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0609news-j/0914-1.html
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051027/dg56.htm
【2005年9月9日】三洋、設置性が向上した液晶プロジェクタ「LP-Z4」
-「ツインアイリス機構」でコントラスト比7,000:1
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050909/sanyo.htm

( 2006年9月14日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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