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オンキヨー株式会社は、PCオーディオ製品「WAVIO」(ウェイビオ)ブランドの新モデルとして、アクティブスピーカー3モデルを12月10日より順次発売する。 価格はオープンプライスで、発売日と店頭予想価格は、「HDサウンド」対応の2ウェイ「GX-70HD」が12月10日発売で13,000円前後、1BOX形状の「LX-1J」が12月25日発売で8,000円前後、ラウンド形状の「GX-R1X」が12月10日発売で7,000円前後の見込み。 ■ GX-70HD
2003年12月発売の「GX-77M」などと同様に、同社の高音質音楽配信サイト「e-onkyo music」で扱う24bit/96kHz楽曲などのクオリティを100%引き出すという“HDサウンド”対応のPC向けアクティブスピーカー。エンクロージャはバスレフ型。
「GX-77M」は同軸2ウェイだったが、「GX-70HD」のユニットはセパレート。ウーファは10cm径OMFコーンで、ツイータは2cm径ネオバランスドーム型。再生周波数帯域は48Hz~100kHzで、クロスオーバー周波数は5kHz。「HDサウンドの持つ情報量を余すことなく再現できる」としている。 アンプ出力は15W×2ch(4Ω)で、R側に内蔵。再生周波数帯域の拡大に伴い、アンプ回路も低域から高域までのバランスを調整したという。入力インピーダンスは10kΩ。 入力はアナログ音声(RCA)×2で、サブウーファ出力(RCA)やヘッドフォン出力(ステレオミニ)も各1系統備える。エンクロージャの素材はMDF。外形寸法は、R側が123×203×225mm(幅×奥行き×高さ)で、L側は奥行きが184mmとなる。重量はR側が2.9kg、L側が1.7kg。
□ニュースリリース ■ LX-1J
1BOX形状の2chアクティブスピーカーで、縦/横置きができるほか、壁などに再生音を反射させることも可能で、4通りの設置が行なえる独自形状「FL4FL」(Free Layout Style for Free Lifestyle)を採用する。 縦置きと横置きではスピーカーが左右逆になるため、各チャンネルを反転するスイッチも搭載する。
搭載ユニットは3cm径のフルレンジ×2で、すり鉢状のSDホーン(Super Dimensional Horn)形状を採用し、近い距離でも広がりのある再生が行なえるという。 携帯時にスピーカーユニットのカバーにもなる「アコースティックキャップ」は、使用時にスピーカーの底面に装着することで2つのバスレフポートとなる「TPDB」(Twin Port Double Bass Cabinet)となっている。「アコースティックキャップ」にはケーブルを収納することもできる。
アンプ出力は1W×2ch(4Ω)。再生周波数帯域は200Hz~20kHz、インピーダンスは75kΩ。ACアダプタのほかに単3電池4本でも駆動でき、アルカリ電池での連続再生時間は約8時間。電池残量はLEDの色で確認可能。 入力はステレオミニ。外形寸法は再生時が170×54×123.5mm(幅×奥行き×高さ)で、収納時は高さが120mmとなる。重量は0.4kg。
■ GX-R1X
独自のラウンド形状を採用する2chアクティブスピーカー。カラーはブラック(B)とホワイト(W)を用意。バッフルを15度上方に傾斜したデザインで、定在波の発生を防ぎ、クラス以上のスケールで再生が行なえるという。 ユニットは8cm OMFコーンのフルレンジ。チューニングを重ねて決定したという矩型ダクトを採用し、円筒型ダクトと比べ低域の再生能力を向上したとしている。 アンプ出力は3W×2ch(4Ω)。再生周波数帯域は70Hz~20kHz。インピーダンスは15kΩ。入力はステレオミニが2系統で、前/背面に各1系統備える。外形寸法はR側が118×139×164mm(幅×奥行き×高さ)で、L側は奥行きが136mm。重量はL/Rいずれも0.7kg。
□ニュースリリース
□オンキヨーのホームページ
(2006年11月20日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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