アイ・オー、WMV形式の遠隔視聴ソフト「どこでもmAgicTV」 －VGAで録画番組視聴。放送中番組の視聴には後日対応

11月末発売 標準価格：6,800円

　株式会社アイ・オー・データ機器は、同社キャプチャ製品がインストールされた環境と組み合わせて、録画番組をインターネット経由で遠隔視聴できるソフト「どこでもmAgicTV」を11月末より発売する。対応OSはWindows 2000/XP。

　価格は6,800円だが、2007年2月28日まではキャンペーン価格の2,800円で提供する。パッケージ版は用意せず、同社直販サイト「ioPLAZA」でのダウンロード販売のみとなる。

　PCで録画した番組をインターネット経由で外部から視聴できるようにするサーバーソフト。クライアントとサーバーソフトで構成されている。利用にはTV視聴/録画ソフト「mAgicTV 5」と、それに対応した同社キャプチャカードやユニットなどの製品も必要で、これら環境が備わったPCにサーバーソフトをインストールして利用する。旧バージョンのmAgicTVには対応しない。

　サーバーソフトをインストールしたPC上でmAgicTV 5を利用して録画した番組の視聴が可能。リアルタイムのテレビ視聴には、12月末のアップデートで対応予定となっている。なお、mAgicTV 5録画ファイル以外のローカルフォルダの動画ファイル再生は非対応。

　映像フォーマットはWMVによるストリーミング配信を採用し、視聴時の画質設定は高品質(ビットレート300kbps/解像度640×480ドット)/標準品質(128kbps/320×240ドット)/低品質(64kbps/240×180ドット)の3段階。

事前にサーバー側でネットワーク接続の設定を行なう。おまかせ設定機能を備えるので、1クリックで設定が行なえる	サーバー側を登録モード(認証状態)にしたところで、クライアント側の設定に移る。なお、認証は30分以内に行なう必要がある	クライアント側もおまかせ設定を利用することで、1クリックで設定が行なえる

　外部からインターネット経由で利用する場合、同梱のクライアントソフトをインストールしたPCとサーバーとで、一度ローカルのネットワーク上で認証作業を行なう必要がある。

　ネットワーク設定は手動で行なえるほか、ルーターのUPnP機能を利用し、自動で各ネットワーク設定を行なえる「おまかせ設定」機能を備える。

接続に成功すると、サーバー内の録画番組の一覧が表示される	番組を選択することで、再生を開始	画質設定は3段階用意する

　ソフトウェアのライセンスは、サーバーは1台分、クライアントは無制限なので、クライアントは複数のPCにインストールして利用が可能。ただし同時接続可能なクライアント数は1台のみとなっている。

　なお、同社キャプチャカード「GV-MVP/RX3」とUSB接続のキャプチャユニット「GV-MVP/RZ3」の2製品にどこでもmAgicTVを同梱した1,500台限定パッケージ「GV-MVP/RX3S」、「GV-MVP/RZ3S」を12月上旬より発売する。価格はGV-MVP/RZ3Sが17,640円で、GV-MVP/RZ3Sが24,360円となっており、それぞれ単体で購入するよりも2,310円安く購入できる。

GV-MVP/RX3S、GV-MVP/RZ3SのどこでもmAgicTV同梱パッケージ。いずれも1,500台限定となる

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2006/11/gv-dokomtv.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/tv/2006/gv-dokomtv/index.htm
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060623/iodata2.htm

( 2006年11月28日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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