|
株式会社アスクは、IDE接続の3.5インチHDDを取り付けて、HDD内の音楽や映像、静止画などをテレビ視聴できるHDDメディアプレーヤーキット「TViX M-4000P」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。 本体にHDDは内蔵しておらず、別売の3.5インチのIDE HDD(Serial ATAは非対応)を組み込んで、利用するHDDメディアプレーヤーの自作キット。2006年3月に発売したWMV HDファイル再生に対応する「TviX HD M-5000U」(実売4万円前後)の低価格モデルとなる。デコード用チップセットはSigma Designの「EM8621」。 再生可能なフォーマットは、映像ファイルがMPEG-1/2/4及びXviD、DVDビデオ(VOB)のほか、WMVやWMV HDファイルなどで、最大解像度は1,920×1,080ドットに対応する。音楽ファイルはMP3、Ogg Vorbis、WMA、AACなどで、静止画ファイルはJPEGに対応する。いずれも著作権保護技術(DRM)には対応しない。 USB 2.0を3系統装備し、うち1系統はPCと接続して、外付けHDDとして利用するのに使用する。残り2系統は、USBホスト機能に対応し、USB HDDやフラッシュメモリのファイル閲覧などが行なえる。 また、ネットワーク端子も搭載し、PCなどの共有フォルダからネットワーク経由で直接対応ファイルの再生が行なえる。 前面には蛍光表示管(VFD)を搭載し、中央部の7桁の英数字と下部の5桁の数字を使って、再生モード、再生時間、解像度などの情報表示が利用できる。 映像出力端子は、DVI-I、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統。音声出力は同軸デジタルと光デジタル、アナログ音声を備える。内蔵HDDの冷却用には4cm角のファンを内蔵し、温度に応じて自動で速度を変更するファンコントロール機能も備える。 □アスクのホームページ ( 2006年12月1日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|