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株式会社ハピネットのハピネット・ピクチャーズは22日、同日に発売された「ケータイ刑事 銭形雷(らい) DVD-BOX I」(BBBJ-9208)を記念して、主演の小出早織さんを招いて、石丸電気 SOFT 2でインストアイベントを開催した。 ケータイ刑事は、警視総監を祖父に持つ銭形家の姉妹を主人公に、携帯電話を駆使して犯人を捕まえるのが特徴の1話完結型の連続ハイビジョンドラマシリーズ。ケータイ刑事シリーズの第1弾の長女の愛役は宮崎あおいさん、第2作目は三女の舞役に堀北真希さん、第3作目は次女の泪役に黒川芽以さん、4作目の四女の零役は夏帆さんで、5作目となる銭形雷には、小出早織さんが起用された。ちなみに今回、銭形雷が使用する携帯電話はファーストシーズンが「SH902i」、セカンドシーズンが「SH902is」。 銭形雷は、銭形四姉妹のお父さんの弟の娘、彼女たちと従姉妹でIQ180の女子高校生。警視庁で唯一、気象予報士の資格を持ち、気象学四天王の1人。銭形雷が特命刑事として、天才的な推理力を武器に数々の難事件を小気味よく解決していく。
銭形雷では、相棒や鑑識といった主要キャストを一新。ファーストシーズンの相棒刑事役は、ケータイ刑事シリーズ初登場となる岡野富夫(トミー)役の国広富之さんが、セカンドシーズンは高村一平役の草刈正雄さんが務め、鑑識役もこれまでの金剛地武志さんから大堀こういちさんに代わった。 BS-iで2006年1月1日から9月30日まで3クール放送され、ファーストシーズンは26話、セカンドシーズンが14話の全40話。「ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX I」には、ファーストシーズンの1~13話を収録。本編ディスク3枚(本編338分)と、映像特典(129分)を収録した特典ディスクの4枚組みとなっている。ディスクはピクチャーレベルで、本編映像はビスタサイズをスクイーズ収録し、音声はドルビーデジタル2ch。 特典ディスクには、収録全話のメイキングや、ノンタイトル・オープニング、、「ケータイ刑事 銭形雷ナビゲーション」、「新年あけましておめでとう ケータイ刑事元年」のほか、2007年3月10日公開予定の劇場版第2弾のメイキング「ケータイ刑事 THE MOVIE2 ~ゴルゴダの森への地図~」第一章も収録している。さらに初回限定特典として、「銭形雷 特製卓上カレンダー 2006」が同梱される。
また、ファーストシーズンの14~26話を収録した「DVD-BOX II」(BBBJ-9209)を2007年1月26日に、セカンドシーズン全14話を収録した「DVD-BOX III」(BBBJ-9210)を2007年2月23日に発売予定。価格は各11,970円。初回限定特典として、DVD-BOX IIIには恒例の「銭形ストラップ」、DVD-BOX IIには銭形ストラップ用の雷型のアクセサリが付属する。なお、全巻購入者特典として、「特製クリアファイル」も用意される。
インストアイベントには購入者先着100名が招かれ、銭形零役の小出早織さんに加え、BS-iの丹羽多聞アンドリウ プロデューサーも駆けつけトークショーや握手会が行なわれた。ステージには、小出早織さんが夏服で登場。丹羽多聞プロデューサーによれば、「服の発注を間違えて、夏服になっちゃいました」とのこと。 小出さんは、銭形シリーズに出演すること知った経緯を、「まだぜんぜん聞いない時に、スケジュール台帳にケータイ刑事と書いてあって……。まだ、見ちゃいけなかったのかなって。『雷には気をつけろよ』といわれていて、何でだろう、何でだろうと思っていました」と明かす。 また撮影では、「一番緊張したのは、やっぱり第一話の、初めてケータイ刑事になったときで、寒かったですし、今見返してみても、緊張しているのがよくわかります」と振り返った。
銭形雷の監督は、廣木隆一/佐々木浩久/鈴木浩介/村上賢司の4人。「活弁の回では、監督の佐々木さんと、色々相談して、ちょっと遊べたなと思います。廣木監督には、一番最初に色んなことを決めていただいて、ポーズとかも一緒に決めました。最初は、ポーズなしの口上も撮影したんですけど、『どっちか採用するから』といわれて、OAをみたら、ポーズの方が採用されていて、びっくりしました」(小出さん)。
銭形雷では、雷の髪型がファーストシーズンのロングから、セカンドシーズンではショートカットになったことも話題になったが、「(丹羽多聞プロデューサーのモットーの)TVは冒険だという話を聞いて、自分も冒険したいと思って、便乗させていただきました」という。 相棒刑事役のファーストシーズンの国広富之さん、セカンドシーズンの草刈正雄さんの印象は、「国広さんは、真面目な方で、私にも、すごく演技を教えてくださって、撮影に入る前の心構えを教えていただいたり、細かいところまでたくさん教えていただきました」。一方、草刈さんは、「力まずに楽しんでいこう、イェーイみたいな、見た感じのおおらかな方。セカンドからは、また違った感じになりました」と、まったく違っていたようだ。
銭形シリーズの特徴として毎シリーズ、「ワンシーン・ノーカット」や「ミュージカル」、「ラジオドラマ風」など新しい試みをしている。銭形雷での目玉は、「オペラ」(BOX IIIに収録)。小出さんは「緊張しました。リハーサルでどうしようかと話し合いましたが、バックにメロディが流れているだけで、セリフは自分で節をつけて歌わないといけなくて大変でした。今、見返しても、『合ってない』というところがあるんですけど、そこは大目に見てください」と照れていた。
□ハピネット・ピクチャーズのホームページ
(2006年12月26日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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