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タンノイ、フロア型スピーカーのスペシャルモデル
-Yorkminster/Kensingtonの上位機


Yorkminster/SE

5月中旬発売

標準価格:115万5,000円(Yorkminster/SE)
      798,000円(Kensington/SE)


 株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、タンノイブランドのフロア型スピーカー「Yorkminster(ヨークミンスター)」と「Kensington(ケンジントン)」のSE(スペシャル・エディション)モデルを5月中旬に発売する。価格はYorkminster/SEが115万5,000円(1本)、Kensington/SEが798,000円(1本)。

Kensington/SE

 英タンノイの創立80周年を記念したSE(スペシャル・エディション)モデル。Yorkminster/Kensingtonともに、デザインやアルニコ・マグネット採用の同軸2ウェイの特徴を継承しながら、内部配線に高純度な6N Cu線材を採用するなどで音質向上を図ている。。

 6N Cu線材や高純度シルバー単線の採用により、優れた定位感と音場空間再生を向上。ネットワークHF側に米HOVLAND製の最高級オーディオグレードコンデンサを採用している。またVISHAY製低誘電厚膜フィルム抵抗の採用による特性変化の極小化、WBT製のバイワイヤ/バイアンプ対応スピーカーターミナルの採用などの改善を行なっている。



■ Yorkminster/SE

 アルニコマグネット「ALCOMAX-III」を採用した同軸2ウェイユニットを搭載。ユニット径は12インチ(30cm)で、ウーファはハードエッジタイプのクルトミューラー製ガードアコースティックコーンを採用。ツィーターホーン部には真鍮削り出し加工に金メッキ処理を施し、ウーファとのつながりを向上させている。

 エンクロージャはチーク材の突板処理、フロント/リアバッフルはバーチ材を採用している。能率は95dB。周波数特性は23Hz~22kHz、許容入力は150W(連続)/550W(最大)。クロスオーバー周波数は1.1kHz、インピーダンスは8Ω。外形寸法は620×447×1,080mm(幅×奥行き×高さ)、重量は61.5kg。


■ Kensington/SE

 「ALCOMAX-III」を採用した10インチ(25cm)同軸2ウェイユニットを搭載。ウーファはハードエッジタイプのクルトミューラー製ガードアコースティックコーンを採用。ツィーターホーン部には真鍮削り出し加工に金メッキ処理を施している。

 エンクロージャはマホガニー無垢材と突板で仕上げた。フロント/リアバッフルはバーチ材を採用している。能率は93dB。周波数特性は29Hz~22kHz、許容入力は135W(連続)/400W(最大)。クロスオーバー周波数は1.1kHz、インピーダンスは8Ω。外形寸法は406×338×1,100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は37kg。

□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/
□製品情報
http://www.teac.co.jp/av/import/tannoy/yorkm_kensin_se/index.html
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( 2007年4月24日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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